2006-05-16 [長年日記]
■脳を鍛える
DS Lite だと"きいろ"の声を認識してくれない。なぜだ?
そんなわけで無印DSでプレイしているわけだが。
短い音節ならここまで簡単に(というのは利用者側からの"簡単"のことでつまりは、学習なしで、という意味)不特定話者の音声認識ができるようになったのだなぁ、と感慨あり。
追記
「きいろ」の検索語でくる人がちらほら。あとに買った「東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授監修 もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」はグー,チョキ,パーで答えるのだけど、「チョキ」は明らかに「チョ」とだけ発音する方が認識率が高かった。手元にないので調べられないけど「きいろ」ではなくて「いろ」と発音する方がいいかもしれない。「き」では多分駄目だろう。
追記(2007/3/11)
そこで島田氏らのグループは、「きいろ」の副辞書として、「いいろ」、「ちいろ」を登録した。つまり、「きいろ」という答えの際に、「いいろ」や「ちいろ」が音声入力されても、それを正解にしてしまうのである。
“任天堂の忍者”島田健嗣氏が語る「脳トレ」の音声・手書き認識システム開発の裏側
私の直感は正しかった。
この手のゲーム*1は、まず最初にルールに慣れていくことで評価が上がっていく――このゲームでは脳年齢が下がっていく。
その"慣れ"が終わったあと、つまり評価がある程度横ばいになってからが本当の"脳の訓練"になるように思う。
でもその時点では評価が横ばいになるということでモチベーションも下がるんじゃないかなぁ。
最初の一週間(この期間は"例えば"というだけの話)で脳年齢が下がっていく! 嬉しい! というモチベーションの与え方は間違いじゃないかと思うのだけど、かといって最初の一週間は"慣れていく過程"です、と最初に言ってもやっぱりモチベーションは下がるわけで。
この手のゲームのプロモーションって上手いなぁ、とつくづく思う。
あ、あとね。ここ最近のテーマ( 科学的,非科学的,オカルト とか)とも関連するけど、"科学の最先端"というのはまだ「正しい」と「間違い」のどちらにシフトしていくか分からない領域なわけだ。「○○大学教授の説」なんていうのは、そういうもの――まだ「正しい」と「間違い」のどちらにシフトしていくか分からないもの――ぐらいに思っておいた方がいいよね。
■草の思い
はけの徒然日記 - ふたり
主題曲の「草の想い」も何ともいえない物悲しさが作品に良くマッチしたいい曲でした。
同感!
すごく好き。その一曲のためにサントラを買った人間が少なくともここに一人。
Amazonで取り扱っているかしらん。
あったあった。
iTMSは?
あるじゃん! How excellent!
……あれ? CDとiTMSで収録曲数が全然違う。私が持っているCDの方は、厳密にはサウンドラックではないのかな?
追記 2008/08/04
ジャケットと発売年が明らかに違うって……。
■google を一時的に purge する
Big Daddy症候群 - 今Googleで起こっていること :Bigdaddy症候群 ::グーグル(Google)の書
googleによる検索精度が落ちている、などの話題。
ここ数日でそんな気はしていたのだけど、こういう話題が出てくると"やはりそうだったか"と思ってしまう(実際は判定できないわけだが)。
ツールバーから検索するくせがついてしまっているのだけど、おかしいな、と思ったら"google を使う"という発想を一時的に切り離してしまうという心の準備をしておいた方がいいのかも。
■起源が遡れる
遠藤周作のこの小説は、冒頭、主人公が、「トルコ風呂」へ行く。朝鮮戦争の頃だ。しかし朝鮮戦争当時は、トルコ風呂は吉原の東京温泉一軒しかなく、単なるマッサージ(普通のマッサージ)嬢がいるだけだった。
猫を償うに猫をもってせよ - わたしが・棄てた・女
一軒しかなく、ってことはそれが起源だということか。
*1 最近ではカードゲームあたりも含めてカジュアル・ゲームとか言うらしいのだけど、それは余談。