2006-04-26 [長年日記]
■bee or wasp?
日曜日に仮面ライダーを見ていた。
ザビーのキャスト・オフの時のボイスが "change wasp" だった。
bee と wasp って何が違うんだろ?
と、呟いたら子供(小1)が wasp はスズメバチだよ、と教えてくれた。
へー、そうなんだ、と答えてはみたももの半信半疑。だけど正解である可能性は、高い。後で調べてみると、果たしてその通りだった。
さすが。
話変わって。子供の英語教材のDVDを一緒に見ていると、密かに私の方のヒアリング能力も少しだけ上がってるな、と思う。
■カンパニーマン
主人公はスパイになる。
別の人間として潜り込む。別の人間を装う。別の趣味、別の名前。
フラッシュバック。
強いコントラストの映像。謎の美女。
別の趣味、別の名前が、現(うつつ)に。元の名前、元の自分が虚(うつろ)に。
スパイは、そのままダブル・スパイに。
洗脳*1は無効になり、虚だった元の自分を取り戻す。だが虚構だったはずの別の人格の生活はそのまま。
そこから、幾度も立場が反転する。
印象的なのは、意図的な白と黒のハイコントラストの映像美。でも、嘘くさい。リアリティを追求していない。
主人公の記憶があてにならない。虚ろな立場に追い込まれていく。
だから、嘘くさい映像でもok。全ては曖昧! 曖昧! 曖昧!
ストーリィ的には特筆するようなことはないかと。最後まで見終わると、どっかで読んだような話だな、という印象。「あっ、と驚く」ではなくて「あぁ、なるほど」という感じ。
でも、退屈を感じさせないで展開する、という点では及第点。
■ライトノベル「超」入門 早まったかも……
新城カズマの名前だけで注文したが……、店頭で流し読みしてから考えてもよかったか。
読んでも読んでも面白くない、というか「入門」する必要なんてないんだよね、自分の場合。
でもあとがきの最後、ルイス・キャロルから引いてきたところは唸ってしまう。新城カズマの文はどこにどんな仕掛けがあるか判らんからなぁ。最後まで読むつもりはあるが……といったところか。
余談
なんでオビにジェスターズ・ギャラクシーの表紙イラストが? さらに言うと最新刊のイラストじゃないのはなぜ?
■「入門」といえば
何年か前に、地下鉄で目の前に座っていたおじさんが読んでいた雑誌にひときわ大きな文字で「田舎暮らし入門」ってあったなぁ……。
「入門」することか? と当時は思ったものだが。
■Amazonのマイページもたまには……
先のエントリを書くためにカンパニーマンをAmzonで検索したわけだ。
するとマイページに上がってきたのは、
わはははは。なかなかいいチョイスだ。
ふむ。漫画や小説だと、同じ作者のものを引っ張ってくる傾向があって楽しくないけど、映画だと結構いいクラスタが作られているかもしれない(監督-脚本-役者の組み合わせ数が多いから)。
*1 という言葉は使いたくないが……マインド・コントロールでもないし。マインド・アップデートとでもいうか。