2005-12-27 金持ち父さん, 値の交換, キーボードとか親指シフトとか [長年日記]
■ちょっと意外
もういい加減ブームも下火だろうになどと思っていた"金持ち父さん"で有名なゲーム、キャッシュフロー101が、オークションでも結構出品があって、定価の8割以上というなかなかの価格が付く。
ちょっと意外。
東急ハンズの通販で買えるみたい。
■夢の樹が接げたなら
テレビジョンが、"放送"では無くなって「高度にパーソナライイズドされたチャネル再生装置と化した世界」を描いた短編小説を思い出した(が、著者や本が記憶からでてこない。後で探し出しておくことにしよう)。
パーソナライズドサーチが進化すると
の「個人的な理想郷」をベースに、
の「幸福テレビ」のイメージが自分の中で一部混じり込んでいたみたい。
■値の交換
15パズルの要領で、
a | b |
このaとbを、"あなたの手で欠片をつかむこと無しに"入れ替えられますか?
これを入れ替えようとした時の、aかbをつかんだ"あなたの手"が"第3の変数"ですよね?
とか答えることになるのかな。
theSpoke.netのブログで値の交換について
プログラムって人間の頭で考えると当たり前の
aとbの値を入れ替えてくださいができない.
別の変数を用意しておかないと入れ替えれないのだという言葉に異常に反応した自分w
Niblheim Niflheim - 値の交換
も一つ。ビット演算子だと、
a = a ^ b; b = a ^ ~b; a = a ^ ~b;
になるかなぁ。(あってる?) < あってません。↓が正解。(ツッコミいただきました。)
a = a ^ b; b = a ^ b; a = a ^ b;
か?
■ネットの中の民族の可視化
この様なカテゴライズをしたい/してみよう/することに意味を見いだす、といったような指向/嗜好は、ここで示されている3軸のどれにも顕われていないのだけど、あえて言えば合理性の側に居る人の価値観かな、と感じた。
いやいや。
はてなグループモヒカン族の中でモヒカン族を定義するにあたって、この様な「判りやすい」カテゴライズは避けている(ハズだ)。
メタモヒカン族がモヒカン族を定義するのに「自己言及に依って自己の範囲を規定する」ことにこだわっていたとすれば、この様な目に見えて判りやすいカテゴライズはやっぱり「モヒカン族らしくない」あるいは「メタモヒカン族らしくない」行動ということになるのかしらん。
前回は2次元で分類を試みましたが、ここにネット上での匿名性、という観点を盛り込んで、3次元の図を書いてみました。
Yahoo!ブログ - うみ゛ぃ(><)な思考回路
■QWERTY
おそらくは真実かと。
他にもいくつかの場所で同様の記述をみたことはあります。
正確には、投資家の前でデモ(プレゼンテーションか?)をやるにあたって約束の日までにどうしてもバーの衝突を抑えることができなくて、デモのための文章の範囲内で接触しないような配置をして、結局それがそのまま(de factoとして)生き残ってしまった。
という様なことだったはず。
ガセだったかと。コメント参照。
typewriterが上1列で打てるので、その単語をセールスマンがデモンストレーションによく使ったのではないか? という話がよくされている、というぐらいが関の山でした。
ここから下は、間違いでは無いと思います……。
キーボード上でキーが斜めに配置されているのはタイプライタの名残です。
グランドピアノを想像するといいんですが、ボタン(レバー)を押すとそれに該当するバー(植字のスタンパが末端に付いている)が跳ね上がって紙に当たるんですね。
例えばWの次にSを押すような格好だと、1つ隣のバーが跳ね上がるわけで、そんなケースで接触が起きてうまくいかなかった、という話でしたね。
……ソフトウェアのデモなんかする時、まだ未完成の部分は「こういう機能もあるんですよ」とかいってメニューだけ見せて実際にはそこは触れない、とか……あるよなぁ(しみじみ)。
ところで、この記事にはまたアレな記述が。
QWERTY(左上にある6文字のキーから命名された)キーボード自身も、主に19世紀半ばの偶然の産物だとされている。
現代のタイプライターを発明したChristopher Sholesは当初、アルファベット順に並べたキーを実験したところ、紙を打つ際に文字を支えるバー同士が接触して動かなくなるケースが多発した。そこで、使用頻度の高い文字をマシンの正反対に置いて接触が減るよう、現在のように文字が並べ替えられた。
(from http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20093547,00.htm )えーと……これって真実デスカ?
雑記/えもじならべあそび(飛鳥カナ配列で綴る、無変換な日記) ── W-ZERO3専用かな入力「秋月かな配列」ネタも。 - 海の向こうでも誤解が……?
■親指シフト
かくいう私が親指シフトについて語るのはこれが初めて。
元々、9801でカナ入力で打てるように練習していたら、ローマ字入力ができなくなった。
というか、ローマ字入力だと頭の中でローマ字変換してしまうので、表現を考えるということにたいするタイムシェアリングが削られてしまうのだ。
会社に親指シフトのOASYSがあったこともあって、先輩に大体の概念を教わってちょこちょこと使っていた。
ある時、親指シフトをPC上でも再現するソフトを見つけた時に、ちょっとした決心をして練習を始めて今に至るわけだけれども。
あたりを見ると「打鍵数が少ない」ことを示すアニメーションかあるけど、私はそれよりも「リズムよく打てる」という感覚的な――しかもほぼ個人的体験で伝達することが難しい――アドバンテージから親指シフトを使っている。
ところで、他人からよく「それで日本語が打てるなんてすごいなぁ。私にはできないですよ」と言われることがあるけど、私に言わせれば「ローマ字変換で日本語が打てるなんてみんなすごいなぁ。私にはできないですよ」となるわけで、その様に言い返している。(追記:冗談ではなくて、私はローマ字入力で日本語が打てる人を本気で尊敬します。)
■親指シフトリング
そういえば、quintiaさんから積極的に勧誘してみたり……とかいうアクションのご予定はありますでしょうか?
雑記/えもじならべあそび(飛鳥カナ配列で綴る、無変換な日記) ── W-ZERO3専用かな入力「秋月かな配列」ネタも。 - 「親指シフトリング」登場!
ありません。< オイ
参加資格は「親指シフトを使っている人」であって「親指シフトを含むコンテンツ」ではないからです。< またまたオイ
というか、はてなダイアリーにはキーワードからRSSを出す機能もあるし、はてなグループもあるし、はてなリングってどう位置付けるの? っていう疑問があって、ならコンテンツを書いている「人」をつなぐものだと考えてみようか、と思った時に頭に浮かんだのが親指シフトだった、と。
はてなリングに関しては(少なくとも親指シフトリングは)needsが出発点ではなくてseedsが出発点です。これがあるとどうなっていくのか? という興味の産物なので勧誘などは一切ありません。
とはいえ、なんだかんだと親指シフトを使っている人はそれなりに自己主張したいらしく、自分だって、何か妙なキーボードが出るたびに「とりあえず親指シフト」とか書いているわけだし。
今回はてなダイアリーに書いたことで何人かの目にはとまったのではないかと。
だからこれに参加するとどうなるんだ? と疑問を持った人が参加してくれると、何かが生まれ出てくるかもしれないし、そうでないかもしれない。
むしろ後者なのだろう、と考えている今の自分をひっくり返すような面白い状況が生まれたら……楽しいだろうな。