2005-12-02 春待ちの姫君たち 再読 [長年日記]
■BLEACH 20
表紙のギンが薄目を開けている……。
end of hypnosis のカーニングがバラバラなのが、なんかいいな。"崩壊"の象徴みたいな。
「カーニングがバラバラ」は間違いか? 「カーニングされてなくて間隔がバラバラ」が正しいか?
■春待ちの姫君たち 再読
面白い。
面白かった。
どのページにも強い魅力を感じた。
物語*1とか、キャラクターとか、世界観とか、トリックとか、そういったギミックへの魅力ではなくて"言葉への魅力"を感じた。
こういうケースだと感想が書けない。このシーンが、とかこのキャラクターが、とかそんなとっかかりがないから。
こういう種類の面白さというのは、こちら側から一方的にシンパシィを感じているというだけ、なのかもしれないのだけど。
読み終えた直後に小説を再読するのは、久し振りだと思う。
そう滅多にあることじゃない。
んー……、最近では、
あたりか。
*1 "物語"だって言葉から魅力を引き出すギミックの一つに過ぎない。詩の様に"物語"が無くても"言葉の魅力"に溢れるものは存在する。