2005-12-26 Webring, ハチミツとクローバー [長年日記]
■ring/リンク/リング
ウェブリング(Webring)の歴史は古い。とても古い。
なんせ、Windows95よりも古いのだ。
Wikipediaによれば、
オリジナルスクリプトは1994年だそうだ!
確かに、Windows95の前後ぐらいだったような気はしていたけど、調べたみたら本当に古くて、びっくりした。
http://www.webring.org/ が1996年までさかのぼれるから、1994年っていうのはまぁ妥当だろう。
日本語だとこのあたりかな。
さて、本題。
参加ありがとうございます。
Webringは"コンテンツの内容"を繋がりにするのが妥当だと思いますが、親指シフトリングは"ユーザ環境"もしくは"ユーザの嗜好"が繋がりなので「『リング』の概念とはマッチしない」と書いたわけです。
参加サイトが2つになったので、これでようやくリングアイコン(←サイドバー)を見せることができるようになりましたよ。
リングの概念というのがどのようなものか分からないのですが、どうやら一つのテーマに沿ったブログを集めたもののようです。単なるリンク集みたいですが、それ以上の機能があるのでしょうか。ちょっと気になります。とりあえず親指シフトのことを気にかけてくれている人が作ったものなので、私も登録をしてみることにします。
親指シフトウォッチ: Re: 親指シフトリング(@quinta essentia)
ブログもそうですが、インターネットのツールはいろいろ新しいものが出てきて楽しみです。
ring/リンク/リング
中央はドイツ語読みね。
■ハチクロ 5
あっ! 2話しか入ってない! ここで調整するんだ!
Chapter.12
「しのぶの愛のドンズコ節」サントラに入ってなかったぞ〜。
銀河鉄道999と裕木奈江はNGだったか。
挿入歌にドラマチックを使うのか。なかなかよい。
追記
見終わった後で原作漫画を読み直した。
「帰ってきて欲しい? 欲しくない?」の後に、竹本君のモノローグがあったのはアニメではカットされているんだな。
これはアニメ版の方がいいと思った。一体何を尋ねられているか? なぜ尋ねるのか? 竹本君が把握できない様を描くためにはこのモノローグ、無い方がいいのではないか。
Chapter.13
高円寺のおばさま。せんせいのお時間のお母さんだ。
新しいエンディング、サントラで聞いてる時に感じたほど違和感なかった。
■パーソナライズドサーチが進化すると
googleのパーソナライズド検索。今までは無自覚だったが、検索履歴はどんどんたまっている。それはそれで非常に便利*1なわけだが、検索結果にまで影響が及んでいるのか判断ができない(ちょっとIEと並べて検索して実験してみたが、特に違った結果にはならない様だけど)。
検索結果の個性化が進むと、「○○とか××とかで検索して上位の何ページか見ていれば大体判るよ」なんて今まで気軽にサジェスチョンしていたのが、出来なくなるということではないか。
テレビジョンが、"放送"では無くなって「高度にパーソナライイズドされたチャネル再生装置と化した世界」を描いた短編小説を思い出した(が、著者や本が記憶からでてこない。後で探し出しておくことにしよう)。
テレビジョンが持っている「同じ時刻に同じチャネルをセットすれば同じ番組が見られる」という幻想。
検索エンジンが持っている「同じ時期に同じ検索指定をすれば同じ結果が得られる」という幻想。
それが真に幻想になった時、他者とのコミュニケーションがどんな風に変化するのだろうか?
「昨日の○○見た?」なんて台詞が消えていったりするのだろうか。
ソーシャルブックマークがそうなりつつあるように、同じような嗜好を持つ人たちのコミュニティ化が進むのだろうか。
ソーシャルを冠したものがコミュニティ化を進める、なんて馬鹿なことを書いているやつがいるなぁ、と思った人へ。
例えば、はてなブックマークが「はてなというコミュニティ」を作っているのではないか? とか、タグ付けによる分類がコミュニティ化を促しているのではないか? というようなことを考えてくださいまし。
*1 実際、検索履歴のおかげで自分の時間が節約できたという経験は何度もしている。