2005-11-30 Firefox1.5でSVG and CSS3!, 傍点でません(泣) [長年日記]
■CSS Level3
CSS3 module: Web fonts
CSS3 module: fonts
が Last call。(傍点は fonts に入る。CSS3 module: Fonts W3C Working Draft 2 August 2002 参照)
CSS3 Ruby Module
が Candidate Recommendation。
っていうか大部分がWorking draft……。
Firefox 1.5がサポートしたって言うCSS3って一体何のこと〜?
まさかこれ↑だけってことはないよね?
誰か教えて please!
追記!
を読もう。
追記!
役にたちそう。
■Firefox 1.5 memo
TabMix 互換性なし。これは痛い。
と思ったら、TabMixPlusっていうのがあった。
Plain Text Links
Linky
web developper
はok。
googlebarがNGなのでgoogle謹製のtoolbarをセット。
追記
「1.5に上げたら拡張機能が使えなくなった」って書いている人がちらほら。
そんなのあたりまえじゃん!
と Phoenix の時代からの見続けている私は思うのだった(メインで使い始めたのはFirebird 0.7のあたりからだったはず)。
■Firefox 1.5でSVG, CSS3サポート!
おっと、こんな機能追加があったとは。
Release Notesを斜め読みしただけで、完全に読み逃していたよ(ちゃんと書いてあったのにね)。
ついにSVGをネイティブサポートしたFirefoxの登場で、SVGも一気に普及しそうな予感。
Zopeジャンキー日記 :Firefox 1.5 リリース!SVGネイティブサポートの衝撃!!
手近にベクターデータがある人はガンガンSVGに変換して、Firefoxで見てみよう。
アドビのSVGってどうなんでしょうか。Flashアニメとたいして変わらないような印象を受けたのですが、どのへんが利点なのでしょうか?うまく応用しているコンテンツがあれば紹介してください。あとFalshPaperというのも同じようなものなのでしょうか?
http://www.hatena.ne.jp/1109152428
の4.の回答にあった成果が本流にマージされたのかしらん。
む。
New support for Web Standards including SVG, CSS 2 and CSS 3, and JavaScript 1.6.
Mozilla Firefox 1.5 Release Notes
CSS 3もサポートに入ったのか?
ということは傍点とかの装飾もいける様になったのか?
調べなくては!
追記!
……駄目だ〜。font-emphasize-style : dot や font-emphasize-style : accent を指定しているのにその様に出てこないっす。
はぁ(ため息)。
■4を4つ使って44,11を作る
そろそろ数学クイズカテゴリでも作ろうかしらん。
refererに「4を4つ使って44を作る」の検索があった。
4を2つ使って44にする、のが有りなら、
\(44~\div~\sqrt{4}~\div~\sqrt{4}\)
でokだよなぁ。
無し、なら
\(_{4}P_{\sqrt{4}}\times~4~-~4~=~_{4}P_{2}\times~4~-~4~=~12~\times~4~-~4~=~48~-~4~=~44\)
\(_{4}P_{4}\times~\sqrt{4}~-~4~=~24~\times~2~-~4~=~48~-~4~=~44\)
\(4!\times~\sqrt{4}~-~\sqrt{4}~-~\sqrt{4}~=~24~\times~2~-~2~-~2~=~48~-~4~=~44\)
Pは順列の記号。
「4を4つ使って11を作る」
4を2つ使って44にする、のが有りなら、
\(44~\div~(\sqrt{4}~\times~\sqrt{4})~=~44~\div~4~=~11\)
でok。
無しなら、
\(_{4~+~\sqrt{4}}C_{\sqrt{4}}~-~4~=~_{6}C_{2}~-~4~=~15~-~4~=~11\)
\(4!~\div~\sqrt{4}~-~4~\div~4~=~24~\div~2~-~1~=~12~-~1~=~11\)
でOK。Cは組み合わせの記号。
今回はアンチョコ↓は見てない。
■なんで合い言葉だったのか?
18話 天使の詩(TRANS PARENT)。
義体を換装できて容姿を自由に変えられる世界、電脳,電脳通信が普通に(?)行われている世界で、合い言葉なんていう現代でさえ古くさいくなってしまった秘密通信手法が使われた理由。
考えていくとどんどん深くなっていく。
そもそもバトーがあのページを……
(と、ここで内容に対して具体的な言及をしているので未見の人は退出をお奨めする)
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
バトーがあのページを見て、少女と父親(この時点ではバトー達が追っていたテロリストの可能性が高いというだけで確証は無いことに注意)との再会の時に使われる符牒=合い言葉を知るというシークエンス。
ちょっと考えるとこれは相当におかしな話だ。
なぜ日記に大事な符牒を書き記しておいたのか?
という疑問がでてくる。
書き記しておいても自分で読めないわけだから、なおのこと不思議だ。
これに対するストーリーの解釈を大幅に変えなくて済む理由付けは2つ。
少女は全盲ではなくて強度の弱視である。したがって条件(明るさなど)が揃えば読むことはどうにかできた。
少女は生来の全盲ではなく、進行性の病気などで視力を失った。日記を書き始めた当初はどうにか読むことができていた。
彼女が読みにくいながらも字を書くことができるということへの説明にもなる。
もう少しペシミスティックな解釈がある。
あのページに書いてあった符牒はトラップで、本当の合い言葉は別だった
これだと大事な符牒が日記に書き記してあったことが自然になる。
けれど、最後のシーンでバトーがどう返答しようかどうか迷っていたことが無意味で、実はどちらを選んでも結末に変りはなかったというオチだった、となってしまう。
とするとなぜトラップを仕掛けていたのか? 考えたのは誰か? という次の疑問がでる。
- 父親がその様に書いておく様に少女に指示した
- 父親が日記の存在に気が付いて、けれどその日記を奪うことができなくて、先頭のページに娘の筆跡を真似てトラップを仕掛けた。(この場合は少女がそのページを読むことはできなかった、という解釈になる)
- 父親が日記の存在に気が付いて、けれどその日記を奪うことができなくて、その様に書いておく様に少女に指示した
- 娘が自分で考えてトラップとして書いた
まぁ、こんなところだろうか。
1番目はナンセンスだ。父親が日記として記すことを事前に知っていたということになり、これはリスクが高い。その様な場合には日記を記すことを止めさせる様に誘導しただろう。
2番目はありそうな感じがする。
3番目も難しい。自分の記録が残っていることが危険なことだということを娘に知らせるようなものだから。ここで、娘は父親の正体について知っていたのか? という次の疑問が出てくる。画面の様子を見ると"知らなかった"と見るべきだろうか。知らなかったという前提で話をしたい。
となると、4番目もちょっと厳しい。……が、自分以外の人間が日記を見て父親を装って近づいてくる危険性を考えて、という解釈はどうにか成立する。
2番目であれば、犯人がバトーのちょっと上を行った、ということで済む。
でも、4番目だと……最後に解答に逡巡したバトーの心情の揺れ動きが、少女のトラップによって結局無駄だった、という解釈になってしまい、ちょっと切ない。
S.A.C.の脚本家陣が「目が見えない少女がなんで日記に符牒を書き記したの?」というツッコミを考えなかった、とはとうてい思えない。
さて、どういう解釈の許で、あの展開にgoサインを出したのか……。ちょっと気になる。