2005-11-09 朝霧 赤穂四十七,士 究極の暗号 [長年日記]
■ウルトラマン FightingEvolution Rebirth
20分ほどプレイしただけだけど。
……演出が派手になった分、モデリングとモーションの質が落ちている?
Evolution3の方が遊んでいて楽しいなぁ。
追記:その分ステージのギミックが複雑になったのだな。
子供とvsモードで必殺技を見て楽しんでいた。コスモスのフルムーンレクト、最高。
追記:フルムーンレクト、何が最高かというと、
- 怪獣に使う→怪獣が去っていって勝利
- ウルトラマンに使う→握手して勝利
こんな必殺技見たこと無い(フルムーンレクトは最高レベルの必殺技なので、出した瞬間に勝利確定)。
■有閑みわさん 暗号の数理 "究極の暗号"
他に買ったもの。
"究極的な性能を持っている"暗号がある。といってもたいした話ではない。単に、
平文よりも大きな乱数列を鍵に使って、その鍵は2度とは使わない
というだけの話。
これは原理的には解読不可能なものだ。
もちろん、暗号において「鍵の安全性の確保」は非常に大事で難しい問題であり、鍵の配信の問題もそれに含まれる。だから原理的には最強でも、上の様な話は現実的ではない。
そのあたりで面白い話が載っていた。「100万桁乱数表」なる本があるんだそうな。すごいなぁ。
追記:書くつもりだったのに忘れていた。この本には"踊る人形"(コナン・ドイル)や"黄金虫"(エドガー・アラン・ポオ)の暗号文と平文が載せられている。
あとの1冊。
■朝霧 読了 赤穂四十七士
「走り来るもの」を読み終えてから、表題作の「朝霧」に取りかかるまでに一週間経っている。
《私》の祖父の日記に残された"判じ物"――リドル、つまり謎かけのこと――を紐解く話。今回は円紫師匠はヒントを出すのみ。《私》が探し当てることに価値がある、ということ。
……まぁ、たいしたネタバレにもならないと思うので書いちゃったが、仮名手本忠臣蔵*1が関わってくる。
寺坂吉右衛門は、四十七番目*2の義士だ。討ち入り後、別行動を取ったとされる。
お、と思った。
その人の墓が、家の近くにある。といっても歩いて30分はかかるのだけど。
春の桜がきれいな場所だ。
ちなみに、彼の墓はここの他に全国で2ヶ所ほどあるらしい。だけど、せっかくなので、そのことについて調べないでおこうと思っている。
さて次に何を読もうかと思っていたのけど、巻末の「解説」にサリンジャーのナイン・ストーリーズが出てきた。この本のことは最近何かで見たな、と思った。何より、Stand Alone Complex の"笑い男"の引用元でもある。
よし、これを読もう、と思って買った。
どの訳で読むか、というのもあるのだけど、本屋で一番最初に見つけたものにした。