過去の日記

2005-11-09 朝霧 赤穂四十七,士 究極の暗号 [長年日記]

ウルトラマン FightingEvolution Rebirth [game]

ウルトラマン FightingEvolution Rebirth

  • 出版社/メーカー: バンプレスト
  • 対象機種: PlayStation2
  • ASIN: B000AMCV46
  • 発売: 2005-10-27
  • amazon.co.jp詳細へ

20分ほどプレイしただけだけど。
……演出が派手になった分、モデリングとモーションの質が落ちている?
Evolution3の方が遊んでいて楽しいなぁ。


追記:その分ステージのギミックが複雑になったのだな。
子供とvsモードで必殺技を見て楽しんでいた。コスモスのフルムーンレクト、最高。


追記:フルムーンレクト、何が最高かというと、

  • 怪獣に使う→怪獣が去っていって勝利
  • ウルトラマンに使う→握手して勝利

こんな必殺技見たこと無い(フルムーンレクトは最高レベルの必殺技なので、出した瞬間に勝利確定)。

有閑みわさん 暗号の数理 "究極の暗号" [comic][book]

他に買ったもの。

改訂新版 暗号の数理―作り方と解読の原理 (ブルーバックス)

  • 作者: 一松 信
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売: 2005-09-10
  • ASIN: 406257490x
  • メディア: 新書
  • amazon.co.jp詳細へ

"究極的な性能を持っている"暗号がある。といってもたいした話ではない。単に、

平文よりも大きな乱数列を鍵に使って、その鍵は2度とは使わない

というだけの話。
これは原理的には解読不可能なものだ。
もちろん、暗号において「鍵の安全性の確保」は非常に大事で難しい問題であり、鍵の配信の問題もそれに含まれる。だから原理的には最強でも、上の様な話は現実的ではない。
そのあたりで面白い話が載っていた。「100万桁乱数表」なる本があるんだそうな。すごいなぁ。


追記:書くつもりだったのに忘れていた。この本には"踊る人形"(コナン・ドイル)や"黄金虫"(エドガー・アラン・ポオ)の暗号文と平文が載せられている。


あとの1冊。

有閑みわさん 2 (バンブー・コミックス)

  • 作者: たかの 宗美
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売: 2005-11-07
  • ASIN: 4812462797
  • メディア: コミック
  • amazon.co.jp詳細へ

朝霧 読了 赤穂四十七士 [novel]

朝霧 (創元推理文庫)

  • 作者: 北村 薫
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売: 2004-04-09
  • ASIN: 4488413056
  • メディア: 文庫
  • amazon.co.jp詳細へ

「走り来るもの」を読み終えてから、表題作の「朝霧」に取りかかるまでに一週間経っている。
《私》の祖父の日記に残された"判じ物"――リドル、つまり謎かけのこと――を紐解く話。今回は円紫師匠はヒントを出すのみ。《私》が探し当てることに価値がある、ということ。


……まぁ、たいしたネタバレにもならないと思うので書いちゃったが、仮名手本忠臣蔵*1が関わってくる。

寺坂吉右衛門は、四十七番目*2の義士だ。討ち入り後、別行動を取ったとされる。

お、と思った。
その人の墓が、家の近くにある。といっても歩いて30分はかかるのだけど。

春の桜がきれいな場所だ。
ちなみに、彼の墓はここの他に全国で2ヶ所ほどあるらしい。だけど、せっかくなので、そのことについて調べないでおこうと思っている。


さて次に何を読もうかと思っていたのけど、巻末の「解説」にサリンジャーのナイン・ストーリーズが出てきた。この本のことは最近何かで見たな、と思った。何より、Stand Alone Complex の"笑い男"の引用元でもある。
よし、これを読もう、と思って買った。

ナイン・ストーリーズ (新潮文庫)

  • 作者: サリンジャー
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売: 1974-12-24
  • ASIN: 4102057013
  • メディア: 文庫
  • amazon.co.jp詳細へ

どの訳で読むか、というのもあるのだけど、本屋で一番最初に見つけたものにした。

*1 一発で変換しないぞー

*2 何を以て「四十七番目」なのかは朝霧を読めば判る