2006-03-23 [長年日記]
■linux Pentium-M
の組み合わせの消費電力制御ってどうなってるのかなぁ、と思ったので検索してみたメモ。
ただ、Debian標準のカーネルでは、Speedstep-centrinoモジュールがACPIを参照する設定になっているので、
Matzにっき(2004-09-09)
■サマータイムマシン・ブルース 再見!
実はどっかに欺瞞がしかけてあるんじゃないか? とか疑っていたので図を書きながら観た。
OK! おもしれー!
まぁ、いずれ2回観ないと面白い所が判らない映画だしね。
■比喩の持つゆらぎがスパイウェアというモノを曖昧にしているのでは
しかし、スパイウェア検出ソフトを使って自分のコンピュータをスキャンしてみたときに、たくさん検出されてびっくりしてみたら、大半がcookie*1で(あとはせいぜいJWordとAlexaが検出されるという程度で)拍子抜けしたという人も多いだろう。スパイウェア検出ソフト売り業者たちは、製品を実行しても何も検出されないという事態を避けるため、わざとcookieをスパイウェアに含めることにしている。
高木浩光@自宅の日記 - ブログからFUDへ? 眞鍋かをりは30個の「スパイウェア」のうちcookieの数を明らかにせよ
ふと思ったこと。
スパイに対する比喩としてのスパイウェアという言葉が、「スパイウェアというモノ」を曖昧にし、ゆらぎを作っているのではないか。
ウィルスは比較的早くから使われ始めたこともあって、一時期必要以上に恐れられた期間は確かにあったかもしれないが、比喩としてうまく機能しているのだろうか*1。
スパイウェアという比喩をもっと分化するというのはどうだろう。
ストーカ(stalker 跡を追う者),スティーラ(stealer 覗き見る者)とか。
*1 とはいっても、ウィルスと細菌の区別がつかない人に対して比喩が効果的に働くとは思えないケド。