2006-03-15 [長年日記]
■UTF-9
最後の1行で納得。
今年のXデーに向けて"仕込み"をしている人は多かろう。
あー、昨日書いた暗号のエントリじゃないけど、こういう時の"Xデー"なんていうのも符牒、つまり秘密通信の一種、だなぁ。
■4コマ雑誌
を買った(といっても古本で安かったから)。
パラパラと捲ってみたら知らないネタがあった。
私はライフオリジナルを毎月買っているのだけど、この漫画はライフオリジナルとくらぶオリジナルに両方に掲載されていているから。
つまり半分は未読なはずで、そんなわけで買った。
小坂さんはガクランコンビナート以来のファン*1で、このハルコビヨリもかなり笑いながら読んだ。立ち読みなどは危険なので買って読むわけだ。
「掲載誌が2誌あってネタの半分は雑誌で読んでいない」というと思い出すのは、
まんがタイムオリジナルの掲載は、六鹿くんが(ほぼ)主人公の扱いではあるけれどニュートラルな視点でのエピソード。
で、まんがタイムスペシャルの掲載は、同じエピソードを別の登場人物の視点で――つまりは明確な物語の主格としての主人公を設定した状態で――全然違うストーリーとして描くという離れ業!
タイムオリジナルの連載で「天然の六鹿くん」という題で書かれた4コマ。その2コマ目,3コマ目,4コマ目が、タイムスペシャルの方の1コマ目,2コマ目,3コマ目に使われる。台詞と行動は同じ(なぜか服装が違うけど)。でもそこに六鹿くんのモノローグが入って4コマ目が入ってその題が「天然じゃない六鹿くん」。
なんて凝った構成! と感心しながら読んだ。
*1 まんがライフオリジナル秋月りす増刊号に2度(だと思う……)掲載。サークルコレクションの井上の高校時代の姿が見られる。が、すでに捨ててしまっている……。無念。