2007-10-24 [長年日記]
■ポオ詩集 改版
むむ。改版はいいけど、仮名遣いとか漢字*1とかまで直されているのか。本屋に行って確かめてなければ。
書名が「ポオ詩集」から「ポー詩集」に改められているのがちょっとイヤな予感。
ま、買うでしょう。
(追記)
書名の件は勘違い。
手許にあった平成五年一月十日 四十五刷も書名は「ポー詩集」だった。
仮名遣いと、漢字の字形*2は改められている。
字が大きくなっている。でも前の版でやたら大きかった上下余白もなくなっているので、ページは増えていない。
やはり、古い活字での印刷に比べると――写植(=写真植字)じゃないんだよ! 前の版は*3――読みやすい。
あぁ、つい読んでしまうなぁ
大鴉はいらえた、「またとない。」
だよね! やっぱり!
追記 2008/02/25
実家に置きっぱなしなので忘れてた。表記が「ポオ」なのは、
だった。
■へんな立体 でも作れる
書影がないとつまらないな。(追記 書いた日にはまだ書影が無かったのだ)
“へん”だけど作れる。誰もが驚く、超不思議な立体の数々。高等数学を駆使して編み出した「だまし絵」を紹介する。すべての作品の展開図を掲載。見て驚き作って楽しい本。
オンライン書店 boople.com: 本: へんな立体/杉原厚吉
の方で見てください。
"造形不可能な絵"と"だまし絵(トロンプ・ルイユ)"は違うと思うけど……、どっちなのかな。表紙を見る限り前者の様だが。
"造形不可能な絵"をどうやって作るかというと、"この方向から片目で見てください"とやるとそう見える、っていうことだと思う(そういうものなら見たことがある)。
■Excelシートの左のカラムに振ってあるNo. それ必要?
Excelで資料を作る。
上司に見せる。
「これでOKだけど左にナンバー振っておいて」
はいはい、そうですね。その資料を会議で配ったりした時に「何番」って言えるからね。
でもこの資料って、一回作ってそれっきりなんでしたっけ。
これから改版していくんでしたっけ?
RDBMS のプライマリキーとして、IDという名前で自動採番の数値型を使ったりする。
こいつの利点はそのリレーション(レコードと言った方が通りがいいだろうけど)が「意味するもの」に関わりなく――あるいは「意味するもの」の変化に関わりなく普遍であるということだ。
実装として整数カラムの性能がよかったりするとか、全部のリレーションがIDを持っていればリレーションシップもまたIDだけでできるとか、そんなのもあるがここでは置いておこう。
Excelで作ったシートにその場のいきおいでナンバーを振ることが、往々にしてその後の仕事の効率を悪くしているのではないか、とちょっと疑っている。
改版したときに、削除した部分の「ナンバーが抜け落ちる」こと、追加した部分に「謎の大きなナンバーが出現する」ことを気持ち悪いと考えるか。
どういう意味を持つかと考えずにナンバーを振りたがる人ほど、上の様な状況を気持ち悪いと思うのではないか。
ナンバーが抜け落ちたことは「何かが削除された」ことを示しているし、謎の大きなナンバーが出現したことは「それが追加された」ことを示している。意味がある。
意味があるのに、気持ち悪いというそんな理由で採番し直す。
そして、一つ前の版と見比べた時に何がどう変わったのかが判らないということになる。
もちろん「ナンバーを振らない」ことを選択しても同じなわけだけど。まぁ、なまじナンバーがあるよりも「全部見比べないと同じかどうか判らない」ことが即座に判断できる、という苦しすぎるメリットはあるのか(半分冗談)。
ただ上で考えた様に、「改版したときにナンバーを整理してしまう」ぐらいならナンバーなんて要らない、と私は考える。
さてさて。ISO9000シリーズの様な標準ではどうなってるんだろう? とか思うけど……、あとで誰かに聞いてみようっと。
■Symantec製品 オールマイティアンインストーラー
Noton Systemworks がアンインストールできなくて困った困った。
おそらく新しい Anti Virus との兼ね合いだろうし、危なそうと思いつつも使っていたので仕方がない。
で、
Norton 製品の大部分をきれいにアンインストールしてくれるツールを提供していることを知った。
エラー: 「The MSI must be launched through setup」 (Norton 製品インストール中)
助かった。
で、実行する途中に CAPTCHA が表れる。
あぁそうね、根こそぎアンインストールするツールだもんね、と納得。
セキュリティ製品の会社だなぁ、と。