過去の日記

2007-10-08 [長年日記]

Amazonの古書って…… [etc]

地球最後の男 (ハヤカワ文庫 NV 151 モダンホラー・セレクション)

  • 作者: リチャード・マシスン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売: 1977-09
  • ASIN: 4150401519
  • メディア: 文庫
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マーケットプレイス 1,100円なり

地球最後の男 (1977年) (ハヤカワ文庫―NV)

  • 作者: リチャード・マシスン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売: 1977-09
  • ASIN: B000J8U2ME
  • メディア: 文庫
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マーケットプレイス 13,068円なり

ISBNの印字があるかないかでこんなに値段が違うのか〜。ってオイ!
同じ本だよな……?
増刷されたときにISBNがついたんだよな?

手許にあるのはISBNがついてないほうなので判らんが……。起きてから読んでみたらわけ判らなんね。
Amazonの古書ってどういうふうにデータ作ったんだろ? (←データが重複しているのではないか? というのが問題でマーケットプレイスの値段は別に関係ない)

クラシック音楽の百科事典といわれる [気になる本]

レーベル、なのだそうだ。

このNAXOSを聴け!

  • 作者: 松本 大輔
  • 出版社/メーカー: 青弓社
  • 発売: 2007-10-13
  • ASIN: 4787272357
  • メディア: 単行本
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クトゥルー神話事典 (学研M文庫)

  • 作者: 東 雅夫
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売: 2007-01
  • ASIN: 405900460X
  • メディア: 文庫
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増刷されたのかな(BK1の新入荷リストに入っていた。

加護女 3 [comic]

"悪魔っ子する"の回が、あまりにも「まんま」なストーリーだった。
ホラーするよりもアクションする方が楽しく(面白く)なってきたかな。主人公がなんでもありな強さを持っているとホラーは難しいな。

私は加護女 3 (少年チャンピオン・コミックス)

  • 作者: 高橋 葉介
  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • 発売: 2007-10-05
  • ASIN: 4253212735
  • メディア: コミック
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ストレスフリーの仕事術 GTD [book]

本の存在自体は以前から知っていたが、買うつもりはなかった。
不意に思いもよらない本屋で目にしてしまった。
なら買うか、と思った。

ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則

  • 作者: デビッド アレン
  • 出版社/メーカー: 二見書房
  • 発売: 2006-05-18
  • ASIN: 4576060732
  • メディア: 単行本
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結局、Getting Things Done を薦めるための、日本語で書かれたいい本ってないんだな。
オリジナルは翻訳が駄目すぎるのが痛いし、Lifehack PRESSはどこか違う*1。というか何か足りない感じがする。

多分、Lifehack PRESS → オリジナル翻訳 (→ オリジナル原書) → この本、という順番に読むのがよいのだろう。
それもこの本はある程度実践してみてから。


ひるがえって自分はと言うと、Next Actions List などを更新するのをさぼって1ヶ月半が過ぎ、あぁよくないなぁ、と決心して再び"最初のリスト作り"をやっている最中だった*2
そんなわけでちょうど興味が出でいたタイミングでもあった。

で、Getting Things Done の考え方の正しさを改めて感じている今日この頃。
「自分の外に構築した信頼がおけるシステム」の存在は大きい。
やりたいな、買いたいなと思ったことは漏らさず書き留めておく。
それはいつかは Next Actions List や Someday/maybe に入るはず。
この「入るはず」という感覚。その確度が安心感の基になる。それが「信頼がおけるシステム」の意味。

p98
アイディアを浮かんだときにはかならず書き留めよう。それは、二度と思いつかないアイディアかもしれないから。

書き留めたところで「これで大丈夫」と思ったら、そのことはすぐに頭から追い出してしまえる。
スッキリする。
その感覚がどれほど貴重なことか。


p58
頭の中に預けっぱなしになっている、やりかけの仕事の数々はにっちもさっちもいかない状態で頭の中をぐるぐると永遠にまわりはじめる。

それを放っておくと……

p61
頭の中をいっぱいにしておくことによって、自分があたかも頭脳明晰で、仕事をたくさんやっているような気になることができるのだ。

となる。手厳しい。

p37
あなたが全体を見渡せば見渡すほど、目の前のことに集中できるようになる。そして目の前のことに集中すれば集中するほど、物事の本質が見えてきて、全体を見渡す力が増していくのだ。

p44
そうすれば、日々の生活の中で自分の決断に自信が持てるようになります。


なぜ、こういうことを人は受け入れないのだろう? 今までと同じやりかたにしがみついてしまうのだろう?

p64
仕事でも生活でも、私たちはみな、失敗するのではないかとか、うまくできないのではないかと思っていると、無意識に新しいものや良いものを遠ざけてしまう。

「成功するか判らない新しいこと」よりも「失敗する可能性が高い今までのやりかた」の方を選んでしまうのだな。

ザ・ファシリテーター2―理屈じゃ、誰も動かない!

  • 作者: 森 時彦
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売: 2007-01-27
  • ASIN: 4478360952
  • メディア: 単行本
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にも似たような「人は以前と同じやりかたで失敗することでストレスを減らそうとする」という旨の記述があったと思う(手許にないので引用できないが)。
(追記)p118「人の脳はストレスを感じると、すでに知っている方法によってそこから逃れようとする (略)うまくいかないことが起こると、同じことを"より一生懸命"繰り返す。それで解決することもあるでしょうが、まったく違うアプローチが必要なことも少なくない」

多分、これは真実だ。
特に会社の中にあっては「成功するか失敗するか見込みがつかないもの」よりも「どのぐらい失敗するか予想がつくもの」の方が好まれるように思う。そしてもちろん、失敗する。

こういうやりかたをしたらどうかな、と提案しても賛同してもらえないことがある。
プレゼンの仕方が悪い、話し方が悪い、適切に伝えられていない。
そんな風に考えて縮こまっている自分を感じることがあった。
でも今は、それがうまくいくものであっても「新しい」というだけで受け入れない人がいると感じている。
そういう人を相手にするためにはどうすればいいかとかもつらつら考えてはいるけど答えはでない。
もしかしたら、答えはないのかも。ストレスからの悪影響を回避するために人が作り出したシステムだとしたら……。


さて。
もしこのエントリを読んでくれた人がいたとしましょう(あなたのことです)。
読んでみて、何か思いついたこと、気になったことがありましたか?
それを書き留めましたか?
それを頭の中に入れたままでここを読んでいるとしたら――1秒後には忘れてしまっているかもしれませんよ。


(という締めの言葉を本を読んでいて思いついた瞬間、すぐにメモをした。今、そのメモを見ながら書いていることは言うまでもない)

*1 と書いてみたものの実行者である田口さんが書いているのだから私の方が勘違いしている可能性は客観的に見ると高い。

*2 2〜3時間かけて「気になること」を書き出しなさい、と言うけれどそれとは違うやり方をしていた。