過去の日記

2007-03-09 [長年日記]

コマンドプロンプトのコードページをUTF-8にする [tech][tips]

subversionのWin32コマンドプロンプトなんかを使おうとする。
標準エラー出力にでてくる文字はUTF-8でencodingされていたりするわけで、どうも都合が悪い。
そこで、コマンドプロンプトのコードページを変更する。
十分信頼がおける(例えばMicrosoftサイトの「公式な」ページとか)情報は得られなかったが、検索してみると、

chcp 65001

とするといいらしいことが判った。


日本語を書いたファイルを UTF-8 で保存。
typeコマンドで確認すると、確かに中身を読むことができる。


追記
subversion の件は全然別の問題だった。
tortoiseSVN をインストールしている環境では、そちらの iconv モジュールを見に行ってしまうということだった。
(参考: http://www.clip.gr.jp/~imai/PukiImaiWiki/index.php?Subversion または、Google で APR_ICONV_PATH を検索)

追記
会社のマシンだと確かにUTF-8のファイルが読めた(読める様に表示できた)のに、家のマシンだとうまくいかない。
なんか、もう少し知っておかなければならない条件がありそう。

追記
フォントが関係していたみたい。
フォントをあらかじめMS ゴシックに変更しておく必要がある、ということか?
コードページを変更した後にフォントを設定しても無効のようだ。
ちなみに日本語の(=変更前の)コードページは932。

工場由来の食品には命は宿っていない [気になる本][etc]

病気にならない生き方 -ミラクル・エンザイムが寿命を決める-

  • 作者: 新谷 弘実
  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売: 2005-07-20
  • ASIN: 4763196197
  • メディア: 単行本
  • amazon.co.jp詳細へ

日経新聞の広告で見た。こんなアオリだった。

工場由来の食品には命は宿っていない

これを見て思ったこと。


命が宿っている食品とは、天然由来のものである。まるで同義反復の様だが元のアオリ――工場由来の食品には命は宿っていない――の対偶なだけ。私の意見ではない。
進化の過程で他の生物の補食対象にならないような進化をしたものもある。
フグ、鰻の血、トリカブト、漆の表皮、etc...
命が宿っているもの。それがすなわち食べるのに相応しいと言えるか?
言えない。
フグの肝を、「命が宿っている」からといって食品とするのか。
鰻の血に含まれる毒は熱に弱い。だから焼くなどして食する。
それは宿している命を「殺す」ことに等しい。でもそうしないかぎり、食品として相応しいものにならない。
食品として相応しいかどうかの基準に、天然由来か工場由来かなんていう尺度を持ち込むなどナンセンス。


最初に挙げた本を読んだわけではないので、この本が「『工場由来の食品には命は宿っていない』から食品として相応しくない」と主張しているのかどうかは判らない。そこはご注意を。
でも多分そういう主張をしているのだろうなぁ、とも思ったけど。

キーボード偏愛主義 Vista編 [etc]

俺はキーボードしか要らねぇ(嘘)

で書いたことがVistaで通用するか確認。ちなみにBusiness Edition。


クイックバー(クイック起動)を操作する

(XP) Windowsキー → Tab
(Vista, XP) Windowsキー → Esc → Tab
でフォーカスが移動
そのあとは左右カーソルでアプリケーションを選択して

  • Enter, Space → 起動
  • アプリケーションキー, Shift + F10 → コンテキストメニュー表示


Vista になって Windowsキーのあとの Esc が省略できなくなった。
なぜかというと、Windowsキーでスタートメニューを開いた状態で Tab キーを押すとスタートメニュー内部のフォーカス移動に変わったから
以下、同様のことが続く


タスクバーを操作する

(XP) Windowsキー → Tab → Tab
(Vista, XP) Windowsキー → Esc → Tab → Tab
でタスクバーにフォーカス移動(クイックバーがある時)
そのあとは左右カーソルでアプリケーションを選択して

  • スペース, Enter → そのウィンドウにアクティブにする
  • アプリケーションキー, Shift + F10 → コンテキストメニュー表示


タスクトレイを操作する

(XP) Windowsキー → Tab → Tab → Tab
(Vista, XP) Windowsキー → Esc → Tab → Tab → Tab
でタスクトレイにフォーカス移動。そのあとは左右カーソルでアプリケーションを選択して

  • Enter → 左ダブルクリック扱い
  • Space → 左シングルクリック扱い
  • アプリケーションキー, Shift + F10 → コンテキストメニュー表示


デスクトップにフォーカスを移す

(XP) Windowsキー → Tab → Shift+Tab → Shift+Tab
(Vista, XP) Windowsキー → Esc → Shift+Tab
でデスクトップにフォーカス移動(クイックバーがある時)
カーソルで選択アイコンの移動
エクスプローラと同じく Ctrl + Space で選択で、Ctrl + カーソルで選択状態を変化させずにフォーカスを移動

  • Enter → 起動
  • アプリケーションキー, Shift + F10 → コンテキストメニュー表示


Windowsキー + D でもよい
ただ、Windowsキーが無いキーボードでもスタートメニューを開くのに Ctrl + Esc が代替えになることを知っていれば、このフォーカスの移し方は有効
マウス無し、Windows キー無し、クイック起動にデスクトップ表示のショートカット無し、という状況に陥ったときにこれを知らないとデスクトップの操作がなかなかできない


最大化,最小化

(Vista, XP) Alt + Space → X
(Vista, XP) Alt + Space → N
変化なし


シャットダウン系

(Vista) Windowsキー 右 右 右 U
(XP) Esc 連打 → Windowsキー → U → U
最後のストロークをS, R, H にするとそれぞれ、スリープ, 再起動, 休止状態、になる
ただし休止状態は使える様に設定していた場合のみ

(Win2000, XPで"ようこそ"画面なし) Windowsキー → U → 上矢印連打 → 下矢印 Enter
(Win9x系) Windowsキー → U → S
Meは知らない

これに慣れておくと、ディスプレイの故障などで画面が確認できない時でも困らない
この操作の前に Esc を連打しておくと高確率で安全にシャットダウンできる


ログオフ

(Vista) Windowsキー 右カーソル 右カーソル 右カーソル L
(XP) Windowsキー → L → L
ちなみにユーザー切り替えは最後のストロークを Vista なら W に、XP なら S に変える
ほとんど Windowsキー + L だろうし、滅多に使うものじゃないので覚えないけど