2006-01-21 スパイラル [長年日記]
■スパイラル 15を読んだ。
あぁ、なるほど。仕組まれた計画がすでに完璧なものであるが故に、それを覆す奇麗な論理などありえない。
全てが絶望につながっているというなら、希望を得るために彼がその手に掴むのは奇麗ではない論理だった、と。
だけど、だからこそ彼は希望を語ることができる。
最終話のページを開く前に、しばし考えてどんな最終話なんだろうと想像を巡らせみて結論が出なかったけど、読んでみてあぁ納得。
そうだったな。これこそが歩が出した結論だったんだっけ。
ここまでは全部漫画喫茶で読んだけど、今巻だけはちゃんと本屋で買ってきた。
本編とは関係ないが、最終回ぐらいカラーページ入れてくれてもいいじゃないか、と思った。
追記
書き忘れた。
私は、この作品を、高く評価します。
面白かったです。
作者の方々に賞賛を。面白い作品が読めたことに、ありがとうございました、と。