2007-09-17 [長年日記]
■解除キーの情報が漏れないと考える方がどうかしている
解除キーが漏れただけでクラスブレイクするような仕組みだということだよ……ね?
DRMシステムの解除キーの情報が漏れないと考える方がどうかしている。
TechCrunch Japanese アーカイブ ? Firefoxは肥大化していない。DRMは死亡する―MozillaヨーロッパのCEO、吼える
PS3だとかよりも前にテレビう買う必要があるわけだがその予算は2010年度予算に組み込み済みだったり。
■正規表現の確認用アプリケーション
正規表現を知らない人(正しくは、知っていても勉強する気がないヤツ)に説明するのにちょうどいいかも。
del.icio.us のタグを regexp にするか regex にするかで30秒ほど迷った。
■インベージョン
フィニィの「盗まれた街」だよな。
文庫の増刷、ドン・シーゲル版のモノクロでのDVD発売希望!!
追記
いつのまにかDVDがプレミア価格になっているっ!
VHS版ならそんなに高くないんだな……。
■スケーラブルWebサイト どうにか読了
俗に"スケーラビリティ"と思われていそうな項目が出てくるのが、真ん中を過ぎた8章ボトルネックあたりから。
なのに、なぜ、「スケーラブルWebサイト」という題名が付けられているのか?
きっとこうだ。
「適切に構築されたWebサイトはスケーラビリティを持つ。そのために必要なのは、"特別なテクニック"などではない」
1章 はじめに
2章 ウェブアプリケーションのアーキテクチャ
3章 開発環境
4章 国際化とローカライゼーションとUnicode
5章 データの一貫性とセキュリティ
6章 電子メール
7章 リモートサービス
8章 ボトルネック
9章 ウェブアプリケーションのスケーリング
10章 統計、監視、報告
11章 API
この本に書かれていることはいわば"鉄則"。つまり"ごく当たり前のこと"だ。
流れが速い界隈である。この本に書かれている"鉄則"が当たり前でなくなる日も来るだろうし、その日が筆者や読者が予想しているよりも早いか遅いかなど誰にも判ろうはずもない。
それでもなお、筆者は"ごく当たり前のこと"を、すごく丁寧に几帳面に書き出してくれている。
雑誌の特集程度で"判った気になる"よりも、この本を読んで"なんだ当たり前の事ばっかりだな"と思える方が価値がある。"鉄則"とはそういうものでなければならない。
そして、この本は"鉄則"と呼ばれる資格があると思う。