過去の日記

2006-11-17 [長年日記]

Stylish (Firefox extentsion) [tech][tools]

サイトにお好みでCSSを付加することができるらしい。

https://addons.mozilla.org/firefox/2108/


ユーザーガイドはこちら。

broken link


追記

@namespace url(http://www.w3.org/1999/xhtml);

@-moz-document url("http://www.google.com/reader/view/") {
#entries .entry-body,
#entries .entry-title {
max-width: none;
width: auto;
}
}

と書いて、Google Reader の本文表示の部分の幅を広げようと思ったのだけど……。
Google Reader を開いた直後に変更がかからない。Javascript で追加されたコンテンツだからか? Styles extension のアイコンを選択して、無効→有効という処理をすると反映されるので、上の記述に間違いがあるわけではない。
でもこれ、結構いいかも。文字が小さく設定してあるサイトを文字が大きくなる様に設定するとか。Ctrl+'+'でもいいけど、後で戻す必要もあるし。


追記 2008/03/03
!importat を使うのがよい、と FAQ に書いてあった(話せば長くなるのでかいつまんで言うと、という前置き付きで)。

FAQ
Why are my styles getting applied when I first enable them, but then turn off when I browse back to the page or open a new window?


Long story short, to be able to override styles on a web page, Stylish styles have to be more important than them. This can be achieved by adding "!important" after every value. For example, color: blue !important; rather than color: blue.
broken link

Geegle Reader に関しては本家の機能が上がって、上の私が書いた様なCSSは不要になったので確認する機会はないのだけど、どうもそれが一番な様だ。

Amazonインスタントストアが場当たり的変更だと思うわけ [etc]

Amzonのアソシエイト機能として、インスタントストアがベータ提供を経て正式版となった。

インスタントストアは8月にベータ版としてスタートし、今回正式版をリリースした。正式版では、インスタントストア内で表示できる商品数が9個から54個に拡大したほか、1つのアカウントで複数のストアが作成できるようになった。

Amazon.co.jp、オンラインストア作成ツール「インスタントストア」正式版

今回リリースされた正式版では、インスタントストア内で表示できる商品数を9個から54個に拡大し、1つのアカウントで複数のストアを作ることができるようになった。

アマゾン、オンラインストア作成ツール正式版を公開--コンテストを開催 - CNET Japan

と報じられた。
この「1つのアカウントで複数のストア」が引っかかるのである。
順を追って話す必要があるので、ちょっと長くなるかもしれない。


まずどこからいこうか。
Amazonアソシエイトには「トラッキングID」という機能がある。
一つのアソシエイトIDで複数のサイトを運営したりする場合。ブログの本文での商品紹介とは別に、おまかせリンクとか http://www.drk7.jp/ のようなサイトを用いて、コンテンツ連動でも商品を表示する場合。
レポートで、「一体どこから Amazon に移動して注文された商品なのか?」を把握するためにトラッキングIDを使う。
このトラッキングID、ついこの間までは Web上で自由に取得できるものではなかった。サポートに取得の意志を連絡すると、メールが返ってくる。そこに書いてあるURLからもう一度、取得したいトラッキングIDの数とサイトの情報、アソシエイトIDを連絡してやっともらえるのだった。
なんか無駄な手間がかかっているのだが、

prima materia - diary : Amazon のカスタマーサービスは第1段階では個人情報を見る権限がない……とか?

で書いた推測の状況証拠ではないだろうか。


閑話休題。
ベータ版であったインスタントストアを少し使ってみることにした。
様子見なのであまり深く考えずに、自分の本棚で明確にジャンル分けしてある部分から本を持ってきて登録していった。(サイドバーに――現時点で――入れてある「ホラー映画の世界への招待」というリンクがそれ)


その後、私も複数のトラッキングIDをもらい、ブログの本文で書いたものからのリンクと、それ以外を区別しようと考えた。
アソシエイトIDは「アルファベット文字列+"-22"」という形式である。ちなみに"-22"は日本を表す国コードだそうだ。

http://affiliate.amazon.co.jp/gp/associates/network/tips/t15

を参考のこと。
そして、トラッキングIDは、「アルファベット文字列+"-"+連番数字+"-22"」という形式をとる。アルファベット文字列の部分はアソシエイトIDと一緒。


さっそく、インスタントストアのURLのアソシエイトIDの部分をトラッキングIDに入れ替えた。
すると……。
インスタントストアが出ない。そんなものはないよ、と言われる。
ははぁなるほど。データベース上、テーブルのキーにトラッキングIDを使っているんだな、と想像したわけだ。


そして、インスタントストアの正式版のスタートである。
複数のストアを持てるというので、では今度は映画の一覧でも作ってみるか、となった。
そしてインスタントストアの画面を見てしばし呆然とした……。
インスタントストアを複数作るためには、トラッキングIDを追加しろと言っている。いやいや待て待て、それよりもトラッキングIDが自由に取得できるようになっているじゃないか!


ここまでは事実――私が自分の目で見てきた事象――である。でここからは想像。


ベータ提供してみたら「一人で複数のインスタントストアを作りたい」という要望が多数寄せられた。
それは確かにその通りだ。でもアプリをどう直そうか?
そうか! テーブルのキーがトラッキングIDになっているんだから、最初の画面でトラッキングIDを選択できるようにしたらどうだ? あともう一つ。そこからトラッキングIDを作れるようにすれば、あまり修正しなくても済むんじゃないか?
それだ! トラッキングIDの振り出しも、今はこっちで処理してるからその手間も減らせて一石二鳥だ。よしそうしよう!


なんて具合に決まったんじゃないかなぁ。
様子が目に浮かぶようだ。


(自分がそんな場面にいつもいたからって勝手な想像は失礼じゃないか?)
(……そんなイタイこと言うな!)

アイデアキラー アイデアをオシャカにする方法 [etc]

Idea killers: ways to stop ideas « Scott Berkun

一部判らないものがあるなぁ。


このコメントが、うまいな、と思った。

http://www.scottberkun.com/blog/?p=492#comment-41259


追記

> Would you like a pony?
これは"I want a pony!"という子供のおねだりから来ています。
コストを考えず何でも欲しがることを"wanting a pony"というわけです。
私なら「名月をとってくれよと泣くおまえ」とでもしますか。

POLAR BEAR BLOG: アイデアを殺す22の方法

なるほど!
私も、これが判らなかった。