2005-06-20 [長年日記]
■スウィートホーム
あれー? 映画が1989年でサントラが1995年?
って手元にあるCDと価格が違うってことは、再販されたってことか。
Chakaによるヴォーカル曲 CHILD はこのCDでしか聴けないハズなので中古CDプレミア付きでも文句ありませーん。
PSY・Sファンでそんな歌知らないー、という人は必聴のアルバム。
私がサントラをよく買うようになったのは、アニメファンだからではなくて、このアルバムで劇伴音楽に目覚めたからなのだった。
■実家から持ってきた
読んだ。懐かしいけど古さは感じないね。KGBとかがでてくるとこを除けば。
ハイスクール重機動作戦 (富士見ファンタジア文庫)(樋口 明雄/神崎 将臣)は?
1作目はなんでかあまり再読する気になれない。つまり、面白いと思っていない、ということ。
■のだめな話
読む時は好き嫌い激しいかんね
昼サイブログ
カンタービレも
面白い?<騒がれている程面白くない様な
と思ったり
世間で面白いと騒がれているからきっと面白いんだろう、なんて期待して読んでます?
そんなことないですよね?
あとですね、
少なくとも俺はヒカ碁のターゲットから一つずれているのね<ヒカ碁は男向けでしょ?<一応
昼サイブログ
のだめカンタービレは二つターゲットから外れている気がする
年齢層と性別が
だから、あれあれって気がするの
これもなんか不思議。
漫画にはターゲットとなる層があって、「それとずれているから面白く感じないんだろう」という意味に読めますけど。
漫画にターゲット層があるというのはまぁ、理解できるとしても、「それとずれている」→「面白くないと感じる」というところは、あれあれ? と思うデスよ。(あ、ちょっとのだめ風の変換になってしまった。面白いので残しておこう。)
それとも、昼サイさんの場合、漫画のカテゴリーが頭の中にマッピングされていて、漫画を読むと「この辺の作品」という感じでカテゴライズするのが常なのかしら?
だから、例えばキャプテン翼なんて全然リアルじゃないじゃないよ
昼サイブログ
でもさ、それ読んでサッカー選手なりサッカー少年が
キャプテン翼をリアルにしてくれるンよ!
サッカーの試合というのは小学校とかでリアルに体験しているから、キャプテン翼は空想の世界で全然オッケー。
でも、音楽学校で音楽史の授業でテストに苦しむ、なんて読者は体験していないからリアルに(=取材通りに、という意)描いても、そこは読者にとっては空想の世界でありえるんです。↓
あんな西洋音楽史の勉強
昼サイブログ
リアルって言うか実際にあれを見せられたのかもだけどさ
あれで良いわけ無いじゃん( ´,_ゝ`)プッ
要するに、のだめと翼では、空想とリアルが逆転してるんです。
昼サイさんの例を拝借すれば、TVでやってるオーケストラ放送の指揮者の姿が「リアルじゃないキャプテン翼」で、のだめの方が「キャプテン翼をリアルにしてくれるサッカー選手なりサッカー少年」なんだと思います。
TVなんかでやってるオケを指揮している指揮者の姿、ってのは指揮者としてのほぼ全ての仕事が終わっていて、その仕事がちゃんとできているかどうか実際に確認している姿でしかないんですよ。
ピアノの演奏も同じで、楽譜というもがあるにも関わらず指揮者,奏者によって解釈が違うわけで、その部分――楽譜をどう解釈しどう表現するか?――を悩んだりしている姿が指揮者なりピアニストなりのリアルのはず。
そういうピアニストのリアルをのだめ(の成長?)を通して、指揮者のリアルを千秋を通して描きたいんじゃないですかね?
最後に、
だって、ヒカルの碁みたいなあれだよ?
昼サイブログ
少女漫画で少年漫画の王道路線って言うのが新しいのかな?
これ、よく判らなかったです。
主人公であるのだめのモノローグが封じられている*1せいで、少女漫画っぽくないっていうのはあるとしても、少年漫画の王道路線っていうのはよく判らないというか、そうなのかなぁ、と思いました。
*1 某誌の作者インタビューで、意図的に封じている、と言っていた