2005-06-17 [長年日記]
■AVアンプ
昼サイさんのコメントを受けて(id:rahoraho)
んー、でも25インチのフラットブラウン管(4:3 BSチューナ無し)って3万円以下で買えるっすよ?(今回は33,000円で買って3,300円ポイントついた)
それともAVアンプのことですかね?
うち、DVDプレーヤーよりも前にAVアンプ&5スピーカー置いてあったという……。意味ねー。
ウーハーは無いので今でも5chだし、特に音にうるさいわけでもないので小さいスピーカーだし。
入力がLD,CD,MD,DVD,VTR,PS2,DC,スカパーとあるから切替器ないとやっていけないんで、えいやっとAVアンプを導入したのだ。
■テレビとAVアンプ届いたー
テレビ新調。25インチブラウン管からなんと25インチフラットブラウン管に変わった! って大して変わってないし。
3時〜5時に来ますって言うから余裕こいて映画観てたら3時前に来やがるし。
さらに、何の因果か同じ日に、修理に出していたAVアンプが返ってくるし。
テレビの入力系統が増えたからちょっと接続を変えてみるべし。
悩み中……。
■ヴィレッジ を見た
いやぁ、いい話だった。すごくいい話だった。
シャマラン監督作品はシックスス・センスしか見ていないのだけど、どうしてこう「まさかそんなありがちなオチじゃないよなぁ」というオチなのだろう?
それにしても、この話、メインの仕掛けを抜きにすると、すごくいい作品なのだよなぁ。
ちょっと感激してしまった。
シックスス・センスのオチも、観る前にまさかそんなオチじゃないよね? と思っていたオチで逆にビックリした。何しろ、その可能性が頭にあったにも関わらず途中まで全く気がつかなかったのだから。途中で気がついた時には、この映画ものすごい巧妙なカット割りをしてるんだ、すげぇ、と思ったものだ。
シックスス・センスのオチがどのぐらいありがちなオチかというと、
の収録短編、「浅茅ヶホテル」のはじまりが、
――実は、○○こそ○○だったのだ。
そんな「意外な結末」の短編小説ばかり集められたアンソロジーを、本棚に戻して、私は、その館の書斎を見回した。
こんな風だから。シックスス・センスのオチそのままじゃん。(シックスス・センス未見の人のために伏せ字にしました。文字数は本の中の表現と合っていません。)
まぁ、そんなアンソロジーは実際は無いのだけど。
「ヴィレッジ」に出てくる「村」の風景はすごく雰囲気があっていいなぁ。
すべてはナラの木に聞くがよい。木は答えるだろう、かつてヨーロッパは森の王国であったことを。木々の下を狼や猪が跳梁し、貴族がそれを追い、農民が薪、ナラの実や栗の実、蜂蜜をとりに入り、隠者が住み、さまざまな妖精や人喰い鬼がおり、そして赤ずきんが籠を掲げて歩いていったことを。
中世ヨーロッパの人びとが住んでいたのは、島国の世界であった。村も街も、そのひとつひとつが島であった。「海」は深く、果てしなく、怖ろしいところであった。
こいつを思い出してしまった。「ヴィレッジ」はそんな古い時代(中世は15世紀末ぐらいまでだから)の話ではないけどね。
……ネタバレしないように注意して書いたけど大丈夫だよな?
■タニス・リーだったのか!
本屋で平積みになっているのを見かけたことはあるけど、著者までチェックしていなかった。
あのタニス・リーがヤングアダルトのジャンルで書いた!? なんて予想していなかったので完全に見落とし。
買うか。
■遅れてきた五代ゆうブーム 機械じかけの神々 上巻 を読んだ
読了。次は下巻。
異形コレクションに招聘されては強い印象を残していく、彼女の作品を、BOで見つけては買っておいた。
まだまだ足りない。残りはマケプレかな。