2007-04-08 [長年日記]
■MASHUP++
本の内容以上に、ポップなデザイン(装丁)が気に入って買った、というのもある。
内容は……、どうなんだろ?
「ネットで調べた方がいい」と言ってしまっては身も蓋もないわけで、ここはやはり「本」というメディアでやるからには、本ならではの「読んで」「見て」楽しいというところを狙ったんじゃないかと。
こういうポップな装丁って「廃れやすい」という見方もできて、この先何年も通用する――再刷が期待できる――内容の本ではなかなかやれないんじゃないかと思う。
その点、「マッシュアップ」って題材は、Webやプログラミングの「今」を象徴していてポップな装丁とも雰囲気があっているし、数年後に同じ内容で刷り直すってこともありえないわけだし。
「企画」としては面白いと思うんだな。こういうの、嫌いじゃない。
そうはいいつつも、300ページ弱のうち、50ページぐらいをPlaggerに、30数ページを各種WebサービスのAPIリファレンスに割いていて、実用書として手元に置いておいてもいいかな、というぐらいのバランス感もあったりして。
読むのはこれからだけど、なんかまず最初に書いておきたくなった(多分読了の時には何も書かないだろうし)。