2005-08-19 秋の花 ハチミツとクローバー 彼氏彼女の事情 [長年日記]
■Amazonの画像
帯を一緒に撮るのは止めたのか、一緒に撮るか撮らないかの基準が変わったのか。
ハチクロ8巻の表紙画像↓に帯が映っていない。
■日記の形式
設定で表示モードを日記モードにした。ブログモードはなんとなく落ち着かない気がしていたので。
■秋の花 を読んだ
終盤の、地の文でもある「私」のモノローグ。
ここまでの謎を解くことなど、実は子供の遊びのようなものなのだ。それからどうするかの方が、遙かに難しい本当の問題なのだ。
そうだった。そこからがこの小説の本当の価値だと思った。
「遙かに難しい本当の問題」への円紫さんの回答と、口絵写真の秋海棠――またの名を断腸花、人を思って泣く涙が落ち、そこから生えたという――と、最後の円紫さんの台詞と、「――眠りました」の幕引きと、全てがすとんと胸の中に落ちる思いがして、涙が出た。
余談:カミさんは物語が無くて読むのがつらかった、と言っていた。気持ちは判る。が、それがいいんじゃないか。さりげない伏線とか、イメージを膨らませるための描写とかが心地良いんじゃないか、と言いたかったけど黙っておいた。(過去に何度も同じ様なやりとりをしているので)
■ハチミツとクローバー 8 と 彼氏彼女の事情 21 を読んだ
今日も長い夏休み中です。うーん、いかんなぁ。
青春スーツ再装着完了!! に声を出して笑ってしまった。(自宅で)
最終回の冒頭で、危なく声を出して笑ってしまうところだった。(漫画喫茶で)
■「ネット副業の達人」 と クアドラプルインカム
個人にある種の才覚とネット上での行動力さえあれば、リアル社会に依存せずとも、ネット上に生まれた十分大きな経済圏を泳ぐことで生きていける。本書が紹介する20人の先駆者たちが証明しているのは、そういうことだ。「ニート」だ「引きこもり」だと親が心配して騒いでいる間に、実は息子や娘たちがインターネット経済圏で両親の倍も三倍も稼いでいたなんて事例は、「次の十年」を待たずして続々と報告されることだろう。
My Life Between Silicon Valley and Japan - 「ネット副業の達人」書評
短期的(年収とか)には、倍や三倍という数字は現時点でも普通にありうる話かも。
生涯収入という話だと、あと20年以上経たないと判断できないのかな?
せどりの話も載っています。
「夫婦共働き(ダブル・インカム)」に代わって、「リアルで共働きは当たり前、それに加えて夫婦それぞれの分身がネット上で稼ぐクアドラプル(四カ所からの)インカムで、家計のポートフォリオを組む」時代がやってくるのではないか。
My Life Between Silicon Valley and Japan - 「ネット副業の達人」書評
クアドラプルインカムという言葉を今作れるほど、ダブルインカムって言葉は認知されているのだろうか?
"共働き"という言葉の方が圧倒的に使われている様に思うのだけど。
余談:クアドラブル(quadrable)が"2乗できる"という意味で(間違い。数学用語。"面積を定められる"というニュアンス? 現代では積分に相当する概念ではないかと思われ。)、クアドラプル(quadruple)が"4倍の、四重の、4部分から成る"という意味なのねー。
今調べた。