過去の日記

2005-07-15 [長年日記]

無限のリヴァイアス [anime]

この様な群像劇だとキャラクタの造形で、当初の印象とは真逆の性格が露わになるというのが、ストーリー中盤からの展開の常套。
実際、当初から印象が変わらなかったキャラクターは、相葉昴治,相葉祐希,エアーズ・ブルーぐらいか。もっともエアーズ・ブルーはストーリー半ばで姿を消すわけなので、その意味では相葉昴治,相葉祐希の2人ってことになるか。
私は、主人公2人の周りの状況だけが変化していく、という構造を持ったストーリーと見た。


最終回で結局たくさんのメンバーがリヴァイアスに戻ったけど、それはあれだけの経験をしてしまった以上、もうそこからしか人生をスタートできないと皆が思ったからではないか、と感じた。

Down to Heaven を読んだ [novel]

ダウン・ツ・ヘヴン―Down to Heaven

  • 作者: 森 博嗣
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売: 2005-06
  • ASIN: 4120036448
  • メディア: 単行本
  • amazon.co.jp詳細へ

印象に残っている所を少し書き出しておこう。


p100

能力をすべて人に教えるなんて、そんなぎりぎりのことはしたくない。
(略)
周囲の連中には、わざと手抜きをして、無能な自分を見せることにしていた。そうでなければ、いざというときに困るだろう。違うか?


p147

すぐ横を自動車が並行しているなんて、

あぁ、飛行機乗りは「並走している」とは言わないのだな。これが、ディティールか。


p247

少なくとも、今この場で、すぐに理解はしてもらえない。言葉をどんなに尽くしても、絶対に本当のところは伝わらないだろう。なにしろ、理解よりもまえに、嫌悪や懐疑、あるいは同情が入り交じる。そういった余計な感情が理解を妨げるのだ。あるところまで話すと、もう言葉の意味を受け入れてもらえなくなる。

ホームメイド 2 [comic]

ホームメイド 2 (りぼんマスコットコミックス クッキー)

  • 作者: 谷川 史子
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売: 2005-07-15
  • ASIN: 4088566270
  • メディア: コミック
  • amazon.co.jp詳細へ

意外な展開と書いたのだけど、タイトルが示すとおり家庭がテーマに描かれるのは当然の展開だった。
なんで意外と思ったかといえば女の子との友情話が進行したから。
少女マンガには珍しい。男性との恋愛が絡まないケースは特に。

ホームメイド 2を読んだ [comic]

ホームメイド 2 (りぼんマスコットコミックス クッキー)

  • 作者: 谷川 史子
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売: 2005-07-15
  • ASIN: 4088566270
  • メディア: コミック
  • amazon.co.jp詳細へ

homemadeです。念のため。
意外な展開だった。
「背伸びと、さむい指と」が今までの谷川史子にない雰囲気が感じられた。
やっぱりハチミツとクローバーを許容できる下地は、谷川史子で養われたんだろうなぁ、と思った。

メード [news]

佐藤江梨子:メードカフェで1日店長

新聞では maid はメードなのね。
maid も made も発音はme'idで同じだから区別するため?
新聞では「メード喫茶はメイド・イン・ジャパン」となるわけだ。

UFJ銀行 [hatena]

https://www.ufjbank.co.jp/ib/login/index.html (必ず見て下さ.. - 人力検索はてな
http://www.hatena.ne.jp/1121333726

月曜日の午前中にUFJ銀行のインターネットバンキングが使えなくてイライラしていた。
ログイン画面をブックマークに入れていた状態は質問者と一緒だけど、すぐに「ログイン画面が変更になった」という事に気が付いた。
といことを考えると、月曜日の朝に見た時にはこの赤色の文字の文言は無かった様な気もするけど、もう忘れた。
もしかしたら、トップ画面(http://www.ufjbank.co.jp/ib/index.html)にこの文言を入れた時に、一緒にログイン画面に追加したのかもしれない。そう想像する。


ところで、なんでこんなことをはてなに挙げたのだろう?

そうなんだ [etc][book]

at most countableの塊: 論理の基本:「AならばBである」について

http://atmostcountable.seesaa.net/article/5010702.html

実は、こういう「推論」を繋げる事ができる という「3段論法」が自明でない事を 巧みに説明したのが 「ゲーデル・エッシャー・バッハ」の2つ目の対話なんです。 興味のある方は、読んでみて下さい。

それはモヒカン族の隠れた元ネタの一つであるダグラス・ホフスタッターの著書ですね。

全てのモヒカン族およびメタモヒカン族が読んでおくべき本だと私は思いますが、それは本質的ではないことなので脇に置いときます。

モヒカン族 - 「モヒカン族」に関する言及 - 「モヒカン族」に関する言及

ちょうど読んでいるところなのでちょっとビックリ。
いや、「ゲーデル・エッシャー・バッハ」は、メタ視点や自己言及を扱っている様なものなら「隠れた元ネタです」と言われても別に驚く事ではないか。