2005-05-30 [長年日記]
■検察側の証人 を読んだ
10年ほど前に読んではいるけど、やっぱりこの結末は、特に最後の台詞は、凄い。
原題はWitness for the Prosecution。パッと連想する未見で気になる映画に、
がある。「喋れない目撃者」という意味だけど、これじゃタイトルとしては弱いので原題ママのカタカナタイトルでも仕方ないか。
DVDになっているのかー。レンタルにあるかなぁ。
法廷劇だと、
も見たい。
■MADLAX Vol.6 を見た
こわいよ、リメルダさん。
Vol.7もVol.8も手元にあるけど、楽しみは後にとっておくことにしよう。
ところで、
MADLAXに出てくる"アンファン"は、ドイツ語のanfang(はじまり)なのか、フランス語のenfants(子供達)なのか?
prima materia - diary : アンファン
以前こんなことを書いたのだけど、Vol.6を見ている最中に「BGMのタイトルになっているはずだ!」とひらめいたので、すぐにそばにあったサントラを見てみたらやっぱりあった。
Enfant という曲があるので、アンファンはフランス語の"子供"ということか。
■密室
本当に起こった密室殺人事件の話。ポーがモルグ街の殺人を書くきっかけとなった事件だそうな。
http://plus.naver.co.jp/browse/db_detail.php?dir_id=6&docid=16952
これよりも詳しい説明は見つけられず。
■いばらの王 5巻を読んだ
Amazonから届いたー。
さて、タイトルの「いばらの王」が意味するところは何か? というところに興味津々。
で、次巻を待つ。
も届いたけど、どうせ本誌で読んでいるのでそのうち。
次はこれ。
■銀塩カメラ
http://slashdot.jp/article.pl?sid=05/05/28/2217210&topic=105
アグファのフィルムを使っている人には深刻。
うちはAPSカメラを使っていたのだけど、壊れてしまって修理ができない状態に。
今APSカメラってフジフィルムから2種類しかでていなくて、それらは実用的じゃない(AFが無い。日付が入らない)ので、IXYの中古をオークションで入手した。
APSももう未来が絶たれているのだよなぁ。
もう少し子供が大きくなってくれるまでもてばいいんだけど……。
■勝つのは人間
将棋は、スパコンの発達で人間に勝つでしょうか?それはいつ頃の話でしょうか。
http://www.hatena.ne.jp/1117374786
勝者はコンピュータではなくて、そのコンピュータ*1をデザインしたエンジニアやプログラマの方々だ。
3.の回答がよい。
世にも奇妙な物語の「チェス」はそのあたりが全然描けてなくて、こんなストーリーが書かれるから勘違いが解消されないんだよなぁ、と思っていた。
チェスという面からのツッコミはこちらのページが面白かった。
将棋はチェスと違ってゲーム木(勝負木,ゲームの状態遷移ツリー)が深くなる上に、枝分かれも多い(取った駒を打てるから)。その全経路を探索するのは計算時間がかかるから、持ち時間の関係で、事実上できない。したがって盤面のパターンによって枝刈りを行うことになる。自分の手だけではなく、相手の手も枝刈りしなければならないわけで、その判断のために過去の棋譜や定石を参考にする。
最初のはてなの質問に対する3.の回答は、「その時に羽生名人自身の過去の棋譜が参考にならない」という意味でコンピュータ(のプログラムをする)側が不利だ、と言っているわけだ。
のエントリに
ルールが変わらないのにゲーム性が変化するというのも面白い話ではある。
などと書いてしまったのだけど、時代によって差し手などが変化していくのは当たり前の話だった。
ちょっとうかつだった。
*1 ハードとソフトをひっくるめてコンピュータと呼称していることに注意。