過去の日記

2005-05-30 [長年日記]

検察側の証人 を読んだ [novel]

検察側の証人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

  • 作者: アガサ・クリスティー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売: 2004-05-14
  • ASIN: 4151300678
  • メディア: 文庫
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10年ほど前に読んではいるけど、やっぱりこの結末は、特に最後の台詞は、凄い。


原題はWitness for the Prosecution。パッと連想する未見で気になる映画に、

ミュート・ウィットネス 殺しの撮影現場 [DVD]

  • 監督: アンソニー・ウォラー
  • 出演: マリーナ・スディナ,フェイ・リプリー,エヴァン・リチャーズ
  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • ASIN: B0002MFJ2U
  • 発売: 2004-09-29
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がある。「喋れない目撃者」という意味だけど、これじゃタイトルとしては弱いので原題ママのカタカナタイトルでも仕方ないか。
DVDになっているのかー。レンタルにあるかなぁ。


法廷劇だと、

十二人の怒れる男 [DVD]

  • 監督: シドニー・ルメット
  • 出演: ヘンリー・フォンダ,リー・J・コッブ,マーティン・バルサム
  • 出版社/メーカー: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
  • ASIN: B0007TFBHQ
  • 発売: 2005-04-08
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も見たい。

MADLAX Vol.6 を見た [anime]

MADLAX VOL.6 [DVD]

  • 監督: 真下耕一
  • 出演: 小林沙苗,桑島法子,内川藍維,雪野五月,森川智之
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • ASIN: B0006GB052
  • 発売: 2004-12-16
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こわいよ、リメルダさん。
Vol.7もVol.8も手元にあるけど、楽しみは後にとっておくことにしよう。


ところで、

MADLAXに出てくる"アンファン"は、ドイツ語のanfang(はじまり)なのか、フランス語のenfants(子供達)なのか?

prima materia - diary : アンファン

以前こんなことを書いたのだけど、Vol.6を見ている最中に「BGMのタイトルになっているはずだ!」とひらめいたので、すぐにそばにあったサントラを見てみたらやっぱりあった。
Enfant という曲があるので、アンファンはフランス語の"子供"ということか。

密室 [etc]

本当に起こった密室殺人事件の話。ポーがモルグ街の殺人を書くきっかけとなった事件だそうな。

http://plus.naver.co.jp/browse/db_detail.php?dir_id=6&docid=16952

これよりも詳しい説明は見つけられず。

いばらの王 5巻を読んだ [comic]

いばらの王 (5) (Beam comix)

  • 作者: 岩原 裕二
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売: 2005-05-25
  • ASIN: 4757723032
  • メディア: コミック
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Amazonから届いたー。
さて、タイトルの「いばらの王」が意味するところは何か? というところに興味津々。
で、次巻を待つ。


ジオブリーダーズ 11―魍魎遊撃隊 (ヤングキングコミックス)

  • 作者: 伊藤 明弘
  • 出版社/メーカー: 少年画報社
  • 発売: 2005-05-26
  • ASIN: 4785925361
  • メディア: コミック
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も届いたけど、どうせ本誌で読んでいるのでそのうち。


サイダースファンクラブ (1)

  • 作者: 小坂 俊史
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売: 2005-05-27
  • ASIN: 4812461766
  • メディア: コミック
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次はこれ。

銀塩カメラ [etc]

http://slashdot.jp/article.pl?sid=05/05/28/2217210&topic=105

アグファのフィルムを使っている人には深刻。


うちはAPSカメラを使っていたのだけど、壊れてしまって修理ができない状態に。
今APSカメラってフジフィルムから2種類しかでていなくて、それらは実用的じゃない(AFが無い。日付が入らない)ので、IXYの中古をオークションで入手した。
APSももう未来が絶たれているのだよなぁ。
もう少し子供が大きくなってくれるまでもてばいいんだけど……。

勝つのは人間 [news]

将棋は、スパコンの発達で人間に勝つでしょうか?それはいつ頃の話でしょうか。
http://www.hatena.ne.jp/1117374786

勝者はコンピュータではなくて、そのコンピュータ*1をデザインしたエンジニアやプログラマの方々だ。
3.の回答がよい。


世にも奇妙な物語の「チェス」はそのあたりが全然描けてなくて、こんなストーリーが書かれるから勘違いが解消されないんだよなぁ、と思っていた。
チェスという面からのツッコミはこちらのページが面白かった。

皇帝の正しくないチェス [世にも奇妙な物語−「チェス」を見た。]


将棋はチェスと違ってゲーム木(勝負木,ゲームの状態遷移ツリー)が深くなる上に、枝分かれも多い(取った駒を打てるから)。その全経路を探索するのは計算時間がかかるから、持ち時間の関係で、事実上できない。したがって盤面のパターンによって枝刈りを行うことになる。自分の手だけではなく、相手の手も枝刈りしなければならないわけで、その判断のために過去の棋譜や定石を参考にする。
最初のはてなの質問に対する3.の回答は、「その時に羽生名人自身の過去の棋譜が参考にならない」という意味でコンピュータ(のプログラムをする)側が不利だ、と言っているわけだ。


しおんの王 2巻を読んだ

のエントリに

ルールが変わらないのにゲーム性が変化するというのも面白い話ではある。

などと書いてしまったのだけど、時代によって差し手などが変化していくのは当たり前の話だった。
ちょっとうかつだった。

*1 ハードとソフトをひっくるめてコンピュータと呼称していることに注意。