過去の日記

2008-02-14 [長年日記]

難しそうな本読んでるね、ってよく言われる [徒然]

けど、簡単な本、自分が知っていることが書いてある本を読んでも意味ないでしょ? と反論したくなるのだけどそこはごまかす。

カミさんに言わせれば「あなたの方が普通じゃない」となるわけだ。

洗練されたインタフェースを探求する [etc]

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追記
眺めているだけで楽しめるかというとそうでもなくて、マウスオーバーしたときに出てくる「考察」をちゃんと読まないと役に立たないサイトではある。

読んでくれる人を意識して書かなければコミュニケーションに発展しない [etc]

ITの開発プロジェクトなどでも、たくさんの資料を書きます。
要件定義書/設計仕様/テスト仕様 etc...
それらだって、「読んでくれる誰か」を意識しなかったらただの紙くず――もといゴミデータに化けます。
読んでも分からない、直接聞きにいく、元の資料に反映しない、の悪循環。
そんなスパイラルを目の当たりにしている今、心に染みる記事でした。

非常に面倒ですが、頭の中で今書こうと思った事を一度整理してから吐き出すと言う脳内編集作業が必要になります。
それは読者に対する思いやりであり、『知らない人』から『なんかいいこと教えてくれた人』に変わる第一歩なんです。

ブログのアクセス数は、見えないコミュニケーションと人間関係に依存する*ホームページを作る人のネタ帳

思いやりをこめたエントリを書くというのは、パワーが必要です。時間もかかります。

とにかくどうでもいいネタを書き続けるブログもあるし、練りに練ったエントリを例えば月に1〜2回といった頻度で書き続けるブログもあります。
ここのように雑居しているようなブログもあります。

雑居しているのがよいのかどうかは難しいところですが、「練りに練ったエントリを月に1〜2回」というのは日頃から意識して何をどう書くか考えていないと続かないのではないかなぁ、と思います。
いや、"思います"じゃなくて実際のところ、こことは別のところで、その様なペースで"あるテーマ"についてちゃんと書く。そういう意識を持って書いてもみたのですが、これが大変。やっぱり無理でした、と。


引用の順番は逆になりますが。

現代と言うのは、ブログという便利なツールに、『とりあえず自分の思考や好きな事を書くだけ』で、相互リンクなんてしなくても、1日20件というアクセスがたった3ヶ月くらいで集める事が可能な時代であり、昔と比較すれば、間違いなく現代の方がアクセスを集めやすい。

ブログのアクセス数は、見えないコミュニケーションと人間関係に依存する*ホームページを作る人のネタ帳

というのは実感していて、こんなところでも1日100アクセスを下回ったことがないなんて、昔のWebサイト運営のことを考えたらびっくり。

検索サイト経由で、あるキーワードで来てくれる。
これも昔の、Yahoo! や goo や ODIN が頼りだったころを思い出してみると、簡単にはできなかったことなんじゃないだろうか? (それ以前? そのころは NEWS や e-mail で URL が流通していた様な気が……)
特に何かに特化したサイトでもないのに、あるキーワードで検索すればこのブログのあるページが上位にでてくる。
そこからアクセスしてくれる人がいる。
そのようにしてアクセスされているページはいうとう、ちゃんと"他人に読んでもらうことを意識して"書いたものの方が多いのです。
どうでもいい、書き散らかしたページにはそんなことは起こらない。

あるいは。書き散らかしたページであったとしても、それが有用な情報を書き留めておいたものであれば検索サイトで上位に出たりもしますが、それはそれで納得できることではあります。


そして、もう一つ。
その様なエントリが"稀であっても存在する"と思ってもらえたならば、ちゃんと定期的に読んでくれる人ができます。
今は Feed Aggregater なんていう便利なもののあるので、登録だけはしておいて、エントリタイトルが気になる様なものだった時だけ見る、というスタイルの人もいるわけですし。

ここは、大部分は私の備忘録みたいなものだけど、でも、時々でも"誰かに読んでもらう"ことを意識した記事は書きます。
それには時間も、労力も必要。

でも、たまには……。

グロリアスドーン アイキャッチ1 読了 [novel]

左カラムの"ただいま読書中"を書き換える前に読み終わっちゃったじゃないか!
「そういう設定です」

グロリアスドーン アイキャッチ1(短編集) 今日のティセ子さん (HJ文庫 し 1-1-5)

  • 作者: 庄司 卓
  • 出版社/メーカー: ホビージャパン
  • 発売: 2008-01-28
  • ASIN: 4894256487
  • メディア: 文庫
  • amazon.co.jp詳細へ

これで長編のサブタイトルが2系統(本編と番外編)と、短編とで3系統。
うーん。こういう展開になる商品って好きじゃないなぁ。

まぁ、中身は逆に開き直っている節があって読んでいて楽しかったけど。