過去の日記

2008-01-11 [長年日記]

この一ヶ月ほどトラックバックを受け付けないようになっていました

修正しました。
まぁ、実際来てないと思うのだけど。

はじめてのC 改訂5版 [気になる本]

5版ですか……。

改訂第5版 ANSI C対応 はじめてのC (Software Technology)

  • 作者: 椋田 實
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売: 2008-01-10
  • ASIN: 4774133345
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • amazon.co.jp詳細へ

Webを"歩いて"いこう [etc]

http://walk2web.com/


例えばここ(http://materia.jp/blog/)を起点にして"歩いて"いくと、

こんな感じ。(上の画像はちょっとだけ縮小しています。フルサイズは の方です)


右上に"今いる"サイトのサムネイルがでていて、左の"あしあと"にオーバーラップする形で本文がスクロールしています。
マウスカーソルでポイントしてサムネールを見ながら"次にいく"サイトを考えつつ、"今いる"サイトを確認できる。


そんな感じ。
Sign in すると、もっと色々できるんだろうな。
それは気が向いたらということで……。

仙台市教育委員会作成の脱力ものリーフレット [etc]

ネタはこちら。

http://www.sendai-c.ed.jp/moral/molallink.html


まずは、

情報モラルの指導資料(小学校版)
http://www.sendai-c.ed.jp/moral/moral-el.pdf


「掲示板やホームページなどに他人の住所や電話番号を入れる」という状況そのものがおかしいだろ。
Amazon でその人にプレゼントでも贈るとでも?
その人のゆるしをもらったとしても、そのサイトはまず間違いなく、子どもの判断で入力していいところではないんじゃないか?


まず「チェーンメール」や「不幸の手紙」がどんな性質のものか説明しておけ。
「チェーンメール」でちゃんと意味が通じる子どもならば、「だれかに送ったり」しないだろう。
「チェーンメール」が何か判らない子どもに対しての説明でなければ意味がない。

そもそも「自分に関係のないメールは、開いたり返事を書いたりしないようにしましょう」もおかしい。
まず「チェーンメール」なら、書くのは「返事」ではない。他の人への転送ではないか。

またそのようなメールは真実関係がない人に対して、いかにも「自分に関係がある」、「関わりを持ちたい」、「何かをしたい」と思わせる書き方をしているはずだ。
「自分に関係があるかないか」などという基準で判断させようとするから、「見過ごせない」、「関係を持ちたい」と思わせるチェーンメールが広まるのじゃないか?


情報モラルの指導資料(中・高校版)
http://www.sendai-c.ed.jp/moral/moral-jh.pdf



「パスワードには英和辞典に載っている様な単語をそのまま使わないようにしましょう」ぐらいは書いて欲しい。

「感染するとファイルが壊れたり、コンピュータが動かなくなったりします」とか「ウィルスに感染したパソコンでメールを送ると、知らないうちにウィルスをばらまくことになります」とか、一体何年前の話だ。
これが書かれたのが4年前だということを考慮したとしても、あまりにも古くて危険な認識だ。
ウィルスに感染したPCなんて、ネットに接続しておくことさえ危険だろうに。

「代金だけとられたり、クレジット番号が悪用されたりするケースもありありますから」って、家族との相談なしにクレジットカード番号を自由に使えるという事態の方が変な気がするのだが。


そうそう。

「有害サイト等から学校と児童生徒を守る」ことよりも「周りがどうなっているか」の方が大事な仙台市教育委員会

で書いた様に、「仙台市教育情報ネットワークの利用に関する要項」から、「学校サイトへのリンクは校長の許可が要ります、という内容を学校サイトに入れなさい」という旨の要項は消えているのだけど、学校のサイトを見るとまだまだその言葉は残っているんだよね。
つまり校長判断というか、年度の更新で顧みられずにそのままなのか、という感じだ。


件の仙台市教育情報ネットワークの利用に関する要領は、市の教育センターの方にオリジナルがある。

http://www.sendai-c.ed.jp/h15/edunet/

これを見ると、この要領は随時変更されている(その1つが第8条の変更)。
ところが、各学校のサイトはサイト開設時にこいつを丸写しをして、「自分の学校の要領」でござい、って顔をして自分のサイトに置いてしまっていたりする。

http://www.sendai-c.ed.jp/~toomi/riyoukitei/riyoukeitei.htm
http://www.sendai-c.ed.jp/~izumi103/guideline/sendaisikitei.htm

元が変わっても、こちらには変化がないから、こういう学校のサイトから新しい要領を見るためには教育センターを経由しないといけない。
まったくもって「Web らしく」ない。


「校長の許可が必要です」というポリシーはおかしいのではないか? という私の問いは「無断リンク禁止」を糾弾したかったのではない。
そんな言葉をサイトに掲げるだけでは「有害サイト等から学校と児童生徒を守る」という目的を達成できないと思うから、おかしいのではないか? と言いたかった。
「有害サイト等から学校と児童生徒を守る」ことよりも「周りがどうなっているか」の方が大事な仙台市教育委員会

と書いたけど、「校長の許可が必要です」という言葉を要領から消しただけでよしとするその姿勢。


家族で賢くインターネットを利用するために(保護者向け資料)
http://www.sendai-c.ed.jp/moral/moral-hopdf.pdf

には、

子どもたちがインターネットを上手に賢く利用するためには,保護者のみなさまがインターネットを正しく理解し,ご家庭でも子どもたちに適切なアドバイスをすることが非常に大切です。家族できちんと話し合い,ルールとマナーを守りながら,安全かつ有意義にインターネットを活用できるようご配慮ください。

と自分たちで書いておきながら、自身は理解も配慮していないんじゃないの?

そうだ今日だった [徒然]

思い出した。
3年前の今日に、このblogを書き始めたんだった*1
ならば、言っておかなければなるまい。
「死んだ男と宇宙船に乾杯」

*1 正確には、はてなダイアリーで過去ログを全部消してリスタートした日、なのだけど。