過去の日記

2007-01-22 [長年日記]

透過的 [hatena]

よく通信工学の分野で「透過的な通信」という言葉を耳にするのですが、これってどういうことですか?
http://q.hatena.ne.jp/1169368540

A←→B
という装置なりプログラムなりの接続がある。
ここで伝送路なりが変更になり、C,C'という装置なりプログラムを導入する。
A←→C←→C'←→B
さて、A←→B, A←→C, C'←→B は基本的に同じ伝送路だと考えられ、しかしC←→C' はそれとは違う伝送路であってもよいものとしよう。
この時、A, Bは、自身が取り扱う伝送路と、C←→C' の伝送路の違いを意識していない。C, C' は伝送路の違いを吸収し、A, B に対して透過的な通信を提供している。


Aがルータ、Cが無線LANテーション、C' がバッファロー USB2.0ポート用 54Mbps無線LANアダプタ WLI2-USB2-G54のような装置で、BがPS2。だと思えばいいかしらん。


あとは、プロトコル層で、ケーブルが10BASE-2でも10BASE-5でも10BASE-Tでもトークンリングでも、上位層のTCP/IPについては同じモジュールでもいいとか?
下位層の回線品質が悪くてもデータを冗長化してリカバリが可能な様にしたとする。回線品質が悪くても良くても、上位層ではそれを意識せずにネットワークを使えるとかも(回線品質が悪い時はリトライを繰り返すので低速な回線に見える。極端に言うと、品質が悪い高速な回線と品質の良い低速な回線の区別が隠されて、上位層のプログラムでは区別なく同じプログラムを利用できる)。

Movable Type 最初の設定 [tech]

自分で Movable Type を使い始めることはまぁ無さそうだけどメモ。

小粋空間: Movable Type を始める前に設定しておきたい 10 の項目

また、「あるある」にダマされた。 [気になる本]

また、「あるある」にダマされた。

  • 作者: 鷺 一雄
  • 出版社/メーカー: 三才ブックス
  • 発売: 2006-05-26
  • ASIN: 4861990424
  • メディア: 単行本
  • amazon.co.jp詳細へ

今更 Programming 2.0 [tech]

秋元@サイボウズラボ・プログラマー・ブログ: プログラミング2.0

の話題。


二つ目が
壊れやすい -> アジャイル


壊れやすいとアジャイルは対になるものでは無い気がしました。
ただ、原文をチラッと見てみると
Fragile -> Agile
となっていて関係ありそうな感じ。

ココサブログ: プログラミング2.0

私は"壊れやすい"の原文が"Fragile"だとすぐに気がつきましたが、これはLaTeXのおかげでしょう("fragile なコマンド"という言い回しがある)。
ただ、"Fragile"といってパッと思いつくのは、宅配便の"コワレモノ 取扱注意"のラベルだと思うんです。
ここでは、だから、"ガラス製の壊れやすい食器を詰めた箱を持って、おっかなびっくりそろそろと歩いている人"と"手ぶらで颯爽と歩いている人"の対比をイメージするといいのかな? と思ってました。