過去の日記

2006-12-14 [長年日記]

日記 [徒然]

ここ(prima materia - diary のこと)はそのURLに反して日記あるいは日誌である。
マンガのこと小説のこと技術的なメモ、ふと思いついて書いた物明に他人に読んでもらうという意志を持ってかいたもの、それらが雑多に同じ日に(というのはつまり同じ permalink を持つページに)同居している。
日記であるからしてそれは至極当然。日がな一日1つのことに係りきりになって生きていないからである。
それでもいくつかのコンテンツは、単独のページにしたほうがいいのだろうか? というようなことを考えたりもする。
日記でとりあえず書いて、機を見て単独のページにエスカレーションするという方法もあろうが、検索サイトのクローラで集められてしまったページについてはそうするのも好ましくない気がする。


解決のアイデアはないけどそんなことを考えたのでここに書く。
というところでこの「日記」の正体が知れた。ここは実はGTDの実践だったりするわけである(Reference にあたる)。

Life Hacks PRESS ~デジタル世代の「カイゼン」術~

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仕事を成し遂げる技術―ストレスなく生産性を発揮する方法

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略語は暗号 [news]

略語だらけで暗号同然--IMやメールをめぐる親子の攻防戦 - CNET Japan

「暗号同然」ではなくて、それはもう「暗号」でよいだろう。

p19〜p20
特別な言語、方言、あるいは隠語の類の使用も、広義の秘密通信の一部である。
(略)
また、この種の隠語が、しばしばユーモラスな形で実用される。かつて北洋のカニ漁船は、「ソ連監視船が臨検に来た」というのを、「サッポロ一番出前だ」という隠語で通信していたと言われる。

改訂新版 暗号の数理―作り方と解読の原理 (ブルーバックス)

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そう思ったものの、元記事を読んでみると"crypt"や"cipher"という単語は出てこない。
ニュースの元記事のタイトルは、"Cracking the code of teens' IM slang"である。"code"、"コード"、"符号"、これらは同じ概念であるのだけど日本語訳の記事では"暗号"になっている。それはそれで構わないだろう。"code"の訳に"コード"とか"符号"と言われると——それは正しいけど——ピンとこない。


南カリフォルニア大学Annenberg Center for Communicationで若者とテクノロジの研究をしている伊藤瑞子氏によると、日本の少女たちはさらに新しい「ギャル語(ギャル文字)」と呼ばれる独自の特殊な文字を使い始めた。

略語だらけで暗号同然--IMやメールをめぐる親子の攻防戦 - CNET Japan

の原文は、

Annenberg Center of Communication who studies teens and technology, Japanese teen girls have more recently created their own special language for texting called "Gal Go," for girls' language.

Cracking the code of teens' IM slang | CNET News.com

だった。"Gal Go,"……。


http://web.archive.org/web/20030211001128/http://www.towelrecords.com/varitext/001.html

を思い出した。元のページはもうないので Internet Archive から。

待ち行列 [etc]

大学の授業を思い出した。

平均で1分あたり1人を通すことができるレジに、平均で1分あたり1人の客が来ます。さて、待っている人数の平均は何人ぐらい?

というクイズから始まった。

フィールドに0.5以上を入力すれば、渋滞が体験できる。いろいろ密度をいじって遊んでみてほしい。

404 Blog Not Found:書評 - 渋滞学

同じ理屈なのだろうか。読んでみよう、と思うが本棚の待ち行列は……。


さて。
答えは、

無限大

である。ピンとこないようなら、こう言っても良い。

収束しない