過去の日記

2006-02-21 たまにはワイドショーも見たりして, イリヤの空 UFOの夏 [長年日記]

ワイドショーでメールヘッダの解説してるよ [etc]

なんじゃそりゃ。
X-Sender, X-Mailer をなぜ黒塗りしたか? なんて意図を勘ぐってどうするよ。
席に着いている人の中に「先行け!」と思っている雰囲気があって楽しかった。


印刷物の上に黒塗りしてあるペーパーを「オリジナル」とか言ったりしていて、やっぱり「そんなんオリジナルじゃねぇだろ!」と思っている人とのやりとりがおかしい。


……「技術的なところはよく判らない」と平気な顔して言う「上の人」と、「技術屋」の会議を見ているようなそんな雰囲気。


もう堀江さんやライブドアは(ワイドショー的には)どうでもいいみたいだ。

続き [etc]

今まで思考から締めだしていたけど↑でなぜ黒塗りしたか? って、要するによく判らないものが書いてあるから一応消しておこう、ってぐらいの判断だったのでは……。

イリヤの空、UFOの夏 [novel]

さて。どうしたものか、と思う。
腑に落ちない。なんだか落としどころが見つからない。
面白かった、とは思う。
だけどこの先読み返すことがあるか? と問われれば、無いだろうとも思う。
読み返すことがなければ「面白い作品」という評価を与えることは、決してできない。
さて。どうしたものか、と考えてみる。
落としどころが見つからない、というのは過去に読んだ他の作品との相対化ができないということだ。
うん。
この作品と相対化できる、何か、他の作品を探してみよう。


「いつか猫になる日まで」だ。
それでいこう。


そうだ。自分の原体験でもあるあの小説――「いつか猫になる日まで」のネガなのかもしれない。
周りの環境が非日常へと変容していく中で、どこまでも"普通"であり続ける浅羽君。日常へと着地しようとする浅羽君。
彼は、「もくず」の対極。
世界を――デミウルゴスさえも――敵に回すことを方向付けられ、それ故に日常を拒否する「もくず」。


カチリ、どこかで音がした。


いつか猫になる日まで (コバルト文庫)

  • 作者: 新井 素子
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売: 2005-04-28
  • ASIN: 4086005956
  • メディア: 文庫
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イリヤの空、UFOの夏 その1 (電撃文庫)

  • 作者: 秋山 瑞人
  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売: 2001-10-05
  • ASIN: 4840219443
  • メディア: 文庫
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イリヤの空、UFOの夏〈その2〉 (電撃文庫)

  • 作者: 秋山 瑞人
  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売: 2001-11-01
  • ASIN: 4840219737
  • メディア: 文庫
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イリヤの空、UFOの夏〈その3〉 (電撃文庫)

  • 作者: 秋山 瑞人
  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売: 2002-09-01
  • ASIN: 4840221731
  • メディア: 文庫
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イリヤの空、UFOの夏〈その4〉 (電撃文庫)

  • 作者: 秋山 瑞人
  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売: 2003-08-01
  • ASIN: 4840224315
  • メディア: 文庫
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