2005-02-22 [長年日記]
■なんとなく
スペシャルカーネルを入れて、ファイルシステムをext3にした。
あとsuコマンドを使った時のシェルをzshにした。
ext3化の参考にしたのは
suコマンドの件は
そう、私はLinux初級者なんです。全然判らないんです(RedHatにJava,Apache,Tomcatを入れるぐらいはしたことはある)。
なのにZaurusでLinuxで遊ぼうなんて無謀でしょうか?
■もう二度と
NetFrontから日記は更新してやらねぇ。
■-ese
[がーん。せっかく書いた内容が消えてしまったー。軽く書き直し……]
えーと私の回答は、質問の方で誤った引用をしてしまっているので、それについて指摘しようとした次第。
英語で国名の後に「-ese」をつけて民族・国民の名にするのは,Readers Plusによると,[地名・人名・集団名に付けて通例軽蔑的に]と軽蔑的な意味合いがあるそうです。
と質問にはあるが、リーダーズにはそうは書かれていない。「-ese」の説明は
- 国名の後に民族・国民の名にする
- [地名・人名・集団名に付けて通例軽蔑的に]その語法・話法・文法を指す
という様に説明が分かれている。(立ち読みしてきただけなので文言はこの通りではない)
やっかいなのはその例示の方で、ここではJapanese,Johnsonese,journaleseと一緒にされている。そこだけ見ると引用もあながち間違ってはいないのだけど、でもリーダーズだけを見て判断するのはどうかと思う。
1.の回答のURL先でも、
「地名・人名・集団名につけて(通例軽蔑的に)」という解説をしている辞書もある。
というように、辞書の一部分だけを引用してしまっているように見える。
だが実際は、2.の回答に示したように研究社の辞典やMerriam-Websterでも、「軽蔑的に用いられるのは語法・話法・文法」と説明されているし、例示についても「Johnsonese, journalese」などしか挙げられていない。
つまり、この質問も1.の回答のURL先でも、引用が半端なせいで「Japanese,Chineseという言葉には軽蔑的な意味があると『辞書に書かれている』」という誤解を招く表現になってしまっている! と私は書きたかった。
1.の回答のコメントで
その程度ならば,辞書で調べられております。
と書いているが、それならば間違った引用をしているのはなぜ? いったい辞書のどこを調べたの? と思ってしまったというのもある。
ということで後方一致検索ができる三省堂(http://www.sanseido.net/)で、「-eseで終わる軽蔑的な意味合いを持った単語」を調べてみた。
- journalese 前述の新聞的表現
- legalese (やっかいな)法律用語
- officialese (わかりにくい)官庁用語
- telegraphese 電文体
とざっとこんな感じ。この程度の例示しかでてこない。
で、回答3.のコメントで
似た用語が軽蔑的な意味に使われている場合,その周辺の語を使用している大半の人々は無意識的に軽蔑的な用法と考えるはずです。
少なくとも,3歳児ならそのように習得してしまうでしょう。公式見解がどうであるか,実はあまり関係ないのが臨床心理の基本です。
心理学を無視して「角が立つから国名については書かなきゃ良いんだ」と横柄に考えている英米人に調子を合わせるのは,亡国的発想と考えます。固定観念に拘らず,物事をもっと,きちんと直視して考えることをお勧めします。
cheese, geeseには両方とも,「アホ,愚か者」という意味があります。-ese形がイギリス人が奴隷売買をしていいと判断していたアフリカ,アジア地域に集中していることを考えて下さい。「人間扱いする必要のない国民は-ese形の国民」と英語圏の人種差別主義者は,説の補強に使っていることでしょう。それに,Nipponが会わせ続ける必要は全くありません。
とでてきたことで、この質問が「辞書にはこうあるけどほんとなの?」という意図では無いことがようやく判った。(回答1.のコメントを見て気づくだろう普通。と今は思う)
『「人間扱いする必要のない国民は-ese形の国民」と英語圏の人種差別主義者は,説の補強に使っていることでしょう。』という憶測形でコメントしていることについての論拠を探したい、というのが本当の質問なわけだ。いや、元々確かにそう質問してはいるのだけど、最初から3.のコメントの様な質問だったら(=「辞書にこう書いてある」などと間違った引用をしていなければ)良かったのに。
後は想像するのみだけど、-eseという接尾辞に、「中央」に対する「地方」,「遠くの土地」,「辺境」といったような意味があるのは間違いないと思うし、そこには軽蔑的な意味も当然含まれているのだろう。
ヨーロッパ周辺の国に対して、遠くの,辺境の土地(の人、国)という意味を込めて、アフリカ,アジア地域の国に対して-eseという接尾辞を使った、と想像する。
あとはcheese, geeseというslang*1の発祥がいつごろか、どういう由来か? というところが調べられればいいような。
なんとなく、-eseという接尾辞を多くに国々に対して使用するようになったのが先で、cheese, geeseというslangの発祥が後なんじゃないのかなぁという予想。
3.の回答でも書いた様に、質問に対する本当の答えは、他の方の解説を希望するのみです。
(追記)
ずっと引っ張っていますが、最後のエントリだけリンクしておく。
*1 と言っていいよね?