2005-02-17 [長年日記]
■読んだ
Cokkieに移ってからのコミックスでは一番面白かった。
「ホームメイド」自体はまだ続くようなのでまだ評価はできないけど、期待大。
同時収録の「ランデブー」。帯に『ファン待望!』とアオリが入っているだけあって、かなりの佳作かと。
昔読んだ柊あおいの「星の瞳のシルエット」とか「銀色のハーモニー」あたりを思い出してしまったのは何故だろう……?
■急いでと言われたら急がない
オレオレ詐欺でもそうだが、犯人は足がつくことを恐れ、ある程度の成果が得られればすみやかに姿を隠そうとするらしい。したがって、フィッシングメールは鮮度も重要ということだから、ある程度メールを腐らせれば安心といえなくもない。まぁ、だからこそフィッシングを仕掛けるほうは、「危ないから急いで変更して!」と被害者を急かすわけだ。
ITmedia エンタープライズ:目で見る「アドレスバー偽造型」フィッシング詐欺の手法 (2/2)
「急いで! と言われたときほど慌てない様にする」という心がけはオレオレ詐欺(じゃないか、振り込め詐欺か)でも一緒だけど、フィッシング詐欺の場合にはこういう面でも効果があるわけか。
メールが腐るという表現は言い得て妙だなぁ。
■example.comって予約されているんだ
こういうときには予約済みドメイン名の「example.com」などを使うとよい。
しかし、嘘っぽさや、極悪っぽさや、被害者っぽさを醸し出すには、 example.com ではいまいち物足りないかもしれない。「usouso.example」でもよいのだが、最後が5文字以上あるとインターネットのドメイン名っぽくない。
高木浩光@自宅の日記 例示用には実在しないドメイン「example.com」等を
example.comが予約されているのなら、その下のサブドメインを持つサーバは存在しない(ハズ)なのだから、hanzaisya.example.com とか magirawasiiurl.example.com とか、narisumasi.example.com とかの表記をしてもいいのでは?
そういえば、高木さんのページからリンクされていた警視庁のサイトはすでに変更されてた。早いなぁ。
■SHA1 Broken
これがホントなら結構たいへんな出来事かも。それにしてもすごいトラックバック数だな。
It will be interesting to see if this motivates people to search for an actual SHA-1 collision.
というコメントがあった。「これによって、実際にSHA-1の衝突を捜し求めようと考える人が出てくるのか興味深い。」という意味かな?