過去の日記

2005-02-19 [長年日記]

ゲーデルを夢見て [book]

そういえばをQ.E.D.証明終了(20) (講談社コミックス月刊マガジン)(加藤 元浩)読んでいたらカントールやゲーデルの名前がでてきたので、何か簡単な解説書でも買って読もうかなぁと思った。だけど、G.E.B.が読まれないまま棚に放って置かれていることを思い出してしまった。。

ゲーデル,エッシャー,バッハ―あるいは不思議の環

  • 作者: 野崎 昭弘,はやし はじめ,柳瀬 尚紀
  • 出版社/メーカー: 白揚社
  • 発売: 1985-05
  • ASIN: 4826900252
  • メディア: 単行本
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蓬莱学園の革命!〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)(新城 十馬/美樹本 晴彦)で、みどりちゃんが「主に論理学」の本と呼んでいたあれだ。


話は変わるが(実は変わっていないが)、蓬莱学園の犯罪!のオチが気に入らなかったという人は、エッシャーの画集を見てみるといい。「犯罪」で使われたあのオチのトリック(文章構造)とよく似た絵を見つけられるだろう。
蓬莱学園の犯罪!〈上〉 (富士見ファンタジア文庫)(新城 十馬/中村 博文)
蓬莱学園の犯罪!〈下〉 (富士見ファンタジア文庫)(新城 十馬/中村 博文)

エッシャーの騙し絵とゲーデル、そしてバッハのカノン。
G.E.B.は、それらに共通する「無限への回廊」の世界に誘ってくれるはずの本なのだけど……、未読だったりして。