過去の日記

2008-10-19 [長年日記]

偶さかにして奇 [etc]

なんとなーく、買ってあった

奇偶 (講談社ノベルス)

  • 作者: 山口 雅也
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売: 2005-09-06
  • ASIN: 4061824481
  • メディア: 新書
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の一つめの章を読んだわけですよ。
そしたら三つの骰子(サイコロ)が出てきたわけ。
で、もう一つ読み進めると舞台が中国。そしてまた三つの骰子がでてきた。
そうなるとこう思うわけだ。

投骰法で八卦(はっか)*1でも出しているんだろうか?

と。
なぜかというとここ最近、暇があると

陰陽師は式神を使わない (集英社スーパーダッシュ文庫)

  • 作者: 藤原 京
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売: 2006-01-25
  • ASIN: 4086302772
  • メディア: 文庫
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をめくっていたせい。この小説では六つの骰子を振って、之卦(六十四卦と爻変)を出すという筮法をやっているのだ。
だから三つの骰子からすぐに、八卦を出す投骰法が思い浮かんだわけ。
そしてもうちょっと読み進めてから、ふと気がついてカバーの裏表紙を見ると、

事件は易による見立て殺人の様相を呈してくる。

って書いてあって。

まぁこれは象であって、そこに意味を見いだすのは自分自身なのだけど。それにしても。
なんて奇遇な符合をするんだこれは。
と頭をかかえてしまった。

*1 ATOKだと"はっけ"じゃないと出てこない。