2008-10-15 [長年日記]
■リネンとガーゼ
漫画喫茶で読むことにする。
デビュー当時は好きだったんだけどな、あいざわ遥。
追記 08/10/17
読んできた。
りぼんじゃくてCookieだった。
かなり面白かった。帰りに買おうかと思ったぐらい(カミさんへのおみやげ的に)。
主人公が擬似的な母親役をすることで成長していく中で、うっかりすると共依存関係的になりそうになるのだけど、ちゃんと周りがとめてくれる。
でもそうして、自分自身や周りのことを考えることができるようになっていく──そこが主人公の成長──という流れを、ていねいに描かれているな、という印象。
ストーリー的にはまだまだどう転がっていくか分からないけど、でも面白かった。
同時収録の話も、同じように成長をていねいに描いていくという雰囲気で面白かった。
■内部コードを表示しないでよ Amazon さん
今日時点で、↑のタイトル表記が、
サイコロジカル 下 (3) (講談社文庫 に 32-5 西尾維新文庫)
になっている。この(3)はなんだろう? と思ったのだけど、閃いた。ソートなどのための内部コードなんだ。
そして、
上巻→1
中巻→2
下巻→3
となるように上下巻であっても、下巻に3を振っているんだ。
……そんな内部コード*1表示するもんじゃないだろ!
■漂流教室 読了
ちょっとずつ読んで(だって怖いんだもの)、やっと全部読み終わった。
私ごときが何を書くことがあろうか、というほどの傑作なのでこれで終わり。
というわけにもいかないか。
「折り」によって紙の色が違うのは、やっぱり掲載時の雰囲気を再現するという意図なのか。その辺りのことは書かれていない。Wikipediaを頼ってもみたがやはり記述なし。
この判型でこれだけの分量の話が、厚み12cmで押さえられているというのは驚異かも。文庫本の判型よりもいいのかも。
永久保存したい本は是非この形態で欲しいな。とはいえ、一冊の値段が高くなりすぎるから出版社としては二の足を踏むんだろうなぁ……。
そういえば、高橋葉介の諸作品も文庫の後、大きい判型だ出てるんだよな(文庫で揃えちゃったのでさすがに手がでない)。やっぱりマニアには文庫では不満なのか。
*1 この言葉が一般的かどうかは微妙。内部コードという表現が内部コードか?