過去の日記

2008-05-28 [長年日記]

いかにして"no"と答えるか [etc]

Ask 37signals: How do you say no? - (37signals)


話の枕になっている引用部分(つまりこれは引用の引用)。

なにかを世に出すと最初はpositiveなフィードバックが返ってくる。でもしばらく経つと同じ人から同じ要求がやってきたりする。
(略)
どう回答する?


本題の方を要約する。

  1. "永遠のno"と、"いつかはyesになるかもしれないno"がある
  2. 前者。"no"と答えるのではなく、その問題についてどのように考えているかをちゃんと説明すること。"ご指摘は理解しました。しかしその機能を追加するつもりはありません。なぜかというと、このアプリケーションはその問題について別のアプローチを取ろうとしているものだからです"みたいに
  3. 後者。"no"ではなく"thank you"と答えよう。"ご指摘ありがとうございます。その機能を追加する保証はできかねますが、将来のバージョンで追加するかどうか検討する*1ことをお約束します"みたいに


原文で読んだ時は面白いと思ったのに、日本語だと玉虫色な回答に見えてしまうのはなぜだろう。
母国語だからか?


ともあれ、"永遠のno"と"いつかyesになるかもしれないno"、そして"no"と言わない、というのは確かにその通り。


(でも"いつかyesになるかもしれないno"がどんどん溜まっていくんだぜ?)
(それを言うな!)

社外秘の紙と無造作に捨ててもいい紙は捨てると決めた時に印をつける [tips]

大掃除とか、座席移動とかの時に大量の書類を、「普通に捨ててもいい紙」と「社外秘の紙」とに区別してたりする人がいる。
捨てようと決めた時に、蛍光ペンで区別が付くようにマーキングしてしまうと、いざ捨てる時に楽ちん。


一つ問題があって、たくさん貯めてしまう人ほど楽になるはずなのだけど、そういう人はきっと面倒くさがってしないだろう、という予測が立つこと。

*1 原文は"review"。"吟味"や、(チームなら)"協議"の方がいいかな? とちょっと迷った。