過去の日記

2007-06-16 [長年日記]

のだめ [comic]

のだめカンタービレ (18)(講談社コミックスキス)

  • 作者: 二ノ宮 知子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売: 2007-06-13
  • ASIN: 4063406482
  • メディア: コミック
  • amazon.co.jp詳細へ

静かな回でした。と。

驚異の数 π [etc]

数学セミナーの7月号が届きました。
特集は"数学ライブ2007"です。ぱらぱらめくってみただけで面白そう。
さしあたって、目に飛び込んできた"Sound of Science 驚異の数π"という記事を読んでみました(この"Sound of Science"というセンスがいいです)。
すごく調子のよい文です。
講演の原稿から採られたものなのでしょうか。
面白いです。
実際に聴いてみたくなります。


結びは、πが万能数――任意の有限数列を含む数――ではないかという可能性がでてきた、というものです。
びっくりです。

いえいえ。上記の話そのものにびっくりしたわけではありません。
ほんの15分ほど前。
"完全にランダム"な無限の長さの文字列の中には、どのような文章も入っている(もちろん文字種を考える必要はありますが)、てなことを考えていました。
俗に、「無限に生きることができる猿にタイプライターを渡して出鱈目にキーを叩せれば、いつかは、たまたま、シェイクスピアの作品ができる」と言われている話です。
それは厳密ではないなぁ。
「出鱈目」という表現ではよくない。
「完全に出鱈目」としてやる必要があるんだなぁ。
などと考えていたのです。


閑話休題。
記事の、最後の脚注にこんなことが書いてありました。

万能数について次のことが知られています.有理数は万能数ではない.超越数で万能数であるものが存在する.超越数で万能数でないものが存在する.そして,すべての代数的無理数は万能数だろうと予想されています.

最後の文に目を牽かれました。
なんとなく、超越数の方が万能数っぽくて、代数的無理数の方が万能数っぽくないような、そんな感じがしませんか?
数の世界は不思議なことだらけです。


講演の結びのスライド。

人はなぜ数を追い求めるのか

永遠、無限、神秘

とありました。

きれいです。


追記 2010/03/29
このあと、Webで検索などしてみましたが"万能数"という表現は一般的ではないようで、もしかすると、この時のスライドのために分かりやすく書き表しただけだったのではないか? とも思うようになりました。
数学的にポピュラーな概念(表現)は、以下の"正規数"なのではないでしょうか?(詳しい人のツッコミ求む)

正規数 - Wikipedia

オンラインデータベース [tech]

……正確にはオンラインデータベースフロントエンド?
MS ACCESS みたいな。

Zoho Creator is like Microsoft Access online

"こいつぁスゲェや!"という感じのびっくりなサービスだけど、さてどんなデータを入れるかと考えると悩ましい。
ASINを使ってAmazonと連携〜、とかそういうスクリプトがあったら面白そうだ。

「見えない小さなこと」 [気になる本]

本自体も気になるが、Amazonの在庫がないのも気になる。順位もでてないしね。

「見えない小さなこと」で仕事は9割できている

  • 作者: 金児 昭
  • 出版社/メーカー: すばる舎
  • 発売: 2007-06-15
  • ASIN: 4883996395
  • メディア: 単行本
  • amazon.co.jp詳細へ

本屋で探して中身を見てみようっと。