2005-04-07 [長年日記]
■高橋メソッドによる高橋メソッドのプレゼンテーション
ウケた。だけどこれは、すごくいいかもしれない。
普段プレゼンテーションは基本的に声だけしか聞かない。画面はほぼ見ない。見ても一瞬。
つまり一瞬で読み取れる情報ならそれを読む、読み取れなさそうなら無理に見ないで音に集中。というのが私の聴き方。
非常に相性がよさそう。
■ヤマトタケルの冒険
なんだかずいぶんタイミングのいい話で、つい先日BOの105円棚で見つけて買ってきといたのだった。
今読んで思うことは、この漫画でオウスノミコト(=ヤマトタケル)がオオウスノミコト(=ヤマトタケルの兄)に同母の妹と『デキてる』ことを指摘された時の、『母親の同じ肉親と交わることはタブーのはずだもんな』の台詞に対しての認識が変わっていること。
高校生の頃に読んだ時にはこの裏に「母親の違う肉親と交わることはタブーではない」というニュアンスは読み取っていなかったなぁ、と思い返している。
異母兄妹婚によって皇位が移っていった時期がある、という歴史観が当時の自分に無かった。
そうそう、
でも、同じ様な話を京極堂が次女にしていたような……?
同じ作品でも読む時によって解釈が変わるもので、だからやっぱり「何度でも見る必要があるんだ」 (『Talking Head』 by 押井守) の台詞には共感してしまうんだよなぁ。
■オトタチバナ
ちょっと検索すればわかると言われれば検索してみたくなるのが世の常(?)。
ついでだ。
googleでもそうだけど、検索してみると「弟橘」と「乙橘」では検索で引っかかってくるサイトの傾向が全然違う。
「乙橘」ではアニメ系のサイトが上位にきて、Ask.jpには、スマートファインダーで「神無月の巫女」に誘導される始末(当たり前といえば当たり前)。
記紀では「弟橘」の表記のみで、「乙橘」はずっと後世になってから成立した漢字だったのでは? と疑いたくなってしまう。
まぁ、「乙」も「きのと」で「弟」に属する漢字なわけだし、どっちでも通用するわけだし使い分ける必要はないか。
■やってもうた!
ちょっと検索すればわかることですが、昔の倭神の表記は複数あるのが普通です。乙橘媛と弟橘媛は同一の存在を指します。
新明解祭りじゃないけど、辞書や辞典を鵜呑みにしちゃいけないといういい見本になってしまったー。
乙橘でいいと思ったんだけど、手元の広辞苑や、gooやらYahooやらの辞書を引いてもその表記がないし、WikiPediaも見たけどやっぱりない。
そんなわけで自分の憶え違いかと思ってしまったのだった……。
■MADLAX VOL.4 [DVD](黒田洋介) を見た
奇数話がマドラックス,偶数話がマーガレットというフォーマットが崩れて、やっとストーリーが混じりだした。
かなり込み入った展開になりそう。
映像特典を見ると、次巻の内容が入っていて気になるー。
■弟橘媛
おとたちばなひめ 弟橘媛
ヤマトタケルの代わりに入水して海神の怒りを静めたとされる。
漢字は変えてあるけど「神の怒りを静めるための贄」を暗示しているんだろうと、見終わった後でやっと気が付いた。
■神無月の巫女 第12話を見た
そうか、学園の名前が「乙橘学園」だったのか……。
始めっからちゃんと設定を暗示していたのね。
満足のいく最終回だった。ソウマ,姫子のキスのあとに姫子がぼろぼろ泣いたシーンがあった時に、だいたいこうなるのかな? と思った通りの進み方だったし。
■神無月の巫女 第11話を見た
ソウマと姫子が一緒にアメノムラクモに搭乗しているのを見て、ロボットもので進めてきたのはこの画のためかなと思った。
■神無月の巫女6 [DVD](藤井まき/村田護郎/介錯) を見る
すでにASINが振ってある。実際はYahooの動画配信で見る。
オロチって結局なんだったのだろう? オロチの各メンバーの絶望が千歌音に流れ込んでくるというシークエンスがあったけど、ソウマはそんなことがなくてもオロチだオロチだと前半言われ続けてたのは何故?
オロチの面々は、「オロチとして生まれてしまったために絶望を味わう人生になることが決められて」いたのだけど、ソウマだけは兄の手でその道を外されてしまった。
そのためにオロチの力に抗することができ、かつ兄の方はオロチの中でも最強の1人となった、と解釈するべきなのか。
■コンビニのデザート
ファミリーマートでデザートを買ったら、レジでピーという警告音が出て「申し訳ありません。こちら期限を過ぎてしまったようです」と言われて、同じ品の別のものを持ってきた。
帰り道に、同じ商品にJANコードを複数つけて判るようにしてあるのかなぁ、などと考えて歩いていたけど、何のことはない、49コードではなかった。