2007-07-31 [長年日記]
■言語のバージョン
ソフトウェアのサイクルが同期していくことに結局はなるのでないだろうか。
ソフトウェアパッケージのメジャーバージョンアップの時に、言語のバージョンも上げなければならない、ということ。
実装上の問題としては、J2SE 1.4.2には並列処理に対応したクラスが納められているjava.util.concurrentが用意されていない点が懸念されるところだ。
ここの意味(意図、か?)が判りませんでした。
■蘇る封印映像
これを読んでいるところをカミさんが見たら「あなたが好きそうな本」と評するだろうことは火を見るよりも明らかである。
それは兎も角。
本屋で見たときに、別に『封印』されていたわけじゃない作品もあるのに(契約が切れただけとか)と思った。
が、アイアンキングの項を読んだときに膝を打った。
結局のところ「再放送がされない」というマニア間の喧伝は、ただのデマなのである。
実際は『封印』されたわけでなくとも、観ることが事実上困難であるならば、それは観たい側にとっては『封印』されているのと変わりない。
この本は題名に反して『真に封印』された作品を扱っているわけじゃない。『事実上の封印』となっている作品、またかつてそうであった作品に、光をあてる本なのだろう。