過去の日記

2007-02-02 [長年日記]

科学と非科学 [etc]

Bing

面白そうである。これからも読んでいきたい。


……でも、注目情報に「【脂肪燃焼】たった半年でダイエットなしでラクチン−12キロ?」が入ってきてる。これって、今のWebコンテンツ広告の基盤の部分にあるモンダイな様に思った。

ルミナス [book][novel]

ぽかーん、と間抜けな表情になっていたかもしれない。
つい昨日まで、

無限の果てに何があるか―現代数学への招待 (知恵の森文庫)

  • 作者: 足立 恒雄
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売: 2002-04
  • ASIN: 4334781500
  • メディア: 文庫
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を読んでいたので、数論に関する記憶野周辺のニューロンが再結線され、また「理解し直す」というフェーズにより長期記憶の中の様々な数学分野の間の関連づけも強化されていたはずだ。同時に「数学の歴史」と、自分の「数学の学習のステップ」も相対化され不可思議なタペストリーを作り、物語としての数学史に感銘を受けたばかりの今。
実は、

ひとりっ子 (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: グレッグ イーガン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売: 2006-12-01
  • ASIN: 415011594x
  • メディア: 文庫
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中の「ルミナス」を読みかけのまま、一旦「無限の果てに何があるか」を優先して読もうと判断したのだけど、いざ「ルミナス」に戻ってみたら……、あらびっくり。まさに数論や公理的・現代的数学観を巻き込んだ、そんなストーリーではないか。
もちろん「ルミナス」はSFであって、そのような部分よりもむしろ「世界のあり方」みたいな部分を――イーガンの「万物理論」や「順列都市」の方に近いかも――テーマにした話ではあるけど、しかし、これはまたなんてすごいタイミングと順番で本を読んでいるのだろうか。
と神秘的にも思えてしまうほどなのだけど、実のところ関心があるテーマだから近い内容の本を近い時期に読んでもあたりまえではあるのだが。