2007-11-18 [長年日記]
■貯蓄というギャンブル
私は、株・ギャンブルなどは、すいません興味がなく、貯蓄については、堅実にためていきたいと
思っているタイプです。
http://q.hatena.ne.jp/1195369689
「経済活動全体をギャンブルと見なす」なら、貯蓄をする、堅実にためていく、というのは、「貨幣の価値が劇的に下がらない」という側に賭ける人の選択だと思っている。
「貯蓄をする、堅実にためていく」という行為も「賭けている」ことに代わりはないという認識。
そうは考えていたりするのだけど、こういう話って知り合いと日常的にできる話じゃなくって、カミさんぐらいとしかしたことがない。
借金して持ち家や分譲マンションを買うのは、不動産が劇的に価値が下がらないという側に賭けていることだし(不動産が語義通りだということに賭けているわけか)。
多分多くの人はこの2つの「バランス」でリスクヘッジしているんだと思う。
「それだけで満足しない人」つまり「2つだけでは手札が足りない*1と思う人」がいて色々な金融商品があるのだろうか? と考えるとそんなことはない様な気がする。
昨今流行りの様々な金融商品は「2つのバランスでリスクヘッジしているという意識が無い人」を食い物にしているだけなんじゃないか? とかも思う。
私はもう一つぐらい手札が要るんじゃないかと思っていてカミさんとそういう話をするが、実際の行動には出ていない。
あれ? 保険の話になってないや……。
*1 実在するギャンブルでの比喩が思いつかない〜。