2008-07-13 [長年日記]
■ひとにぎりの異形 読了
「シミュラクラの罠」by 芦辺択
読み直すとどこかに「罠」があるのだろうか?
「これは小説ではない」by 渡辺浩弐
うまい。最後の1行で唸った。
でも人工無脳程度でもそんな簡単な仕組みじゃないぞ〜。
「ノックの音が」by 新井素子
新井素子みたいな文だな〜、と思ったら新井素子だったという。
面白かった。
ネタはよくあるもの、というか星新一作品へのオマージュということらしい。
同じネタの短編とか色々思いつくが、さすがのオチ。
やっぱり短い方が光るなぁ。