2012-05-11 [長年日記]
■スケルトン・キー
なにこれ、すっごい面白い。
軽い気持ちで見始めたんだけど、めちゃくちゃ引き込まれた。
ホラーの棚に入れていいのかと思うぐらいまったく怖くはないが、優れたオカルトホラーだった。
ラストまで丁寧にこつこつと積み上げていくタイプの作り方なので、オチはもうこれ以外にないでしょ、というものでそこに意外性はなかった。
意外性がなくとも、そのオチだよねとあたりをつけてからの色々な発見は楽しい。
……いや。楽しいというのはメタな感想であって、「ん? ということは、あのシーンのあれはどういうこと?」とか思いいたってひどく居心地が悪い思いをしたり。