過去の日記

2011-12-31 [長年日記]

2011年の読書メーター

読んだ本の数:70冊
読んだページ数:21430ページ
ナイス:24ナイス
感想・レビュー:23件
月間平均冊数:5.8冊
月間平均ページ:1786ページ

ぼくの、マシン ゼロ年代日本SFベスト集成<S> (創元SF文庫)ぼくの、マシン ゼロ年代日本SFベスト集成<S> (創元SF文庫)
読了日:01月07日 著者:

逃げゆく物語の話 ゼロ年代日本SFベスト集成<F> (創元SF文庫)逃げゆく物語の話 ゼロ年代日本SFベスト集成<F> (創元SF文庫)
読了日:01月07日 著者:

ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)
この「物語」が(敵は海賊・海賊版が著述支援用人工知能の出力物であることと同じ様な意味で)形式上は「単なる記録」でしかないことが明らかになった時、なぜか激しく動揺してしまった。
読了日:01月22日 著者:伊藤 計劃

NOVA 3---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)NOVA 3---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)
読了日:01月24日 著者:大森 望

スティーヴ・フィーヴァー ポストヒューマンSF傑作選 (SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー)スティーヴ・フィーヴァー ポストヒューマンSF傑作選 (SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー)
読了日:02月02日 著者:グレッグ・イーガン,ジェフリー・A・ランディス,メアリ・スーン・リー,ロバート・J・ソウヤー,キャスリン・アン・グーナン,デイヴィッド・マルセク,デイヴィッド・ブリン,ブライアン・W・オールディス,ロバート・チャールズ・ウィルスン,マイクル・G・コーニイ,イアン・マクドナルド,チャールズ・ストロス

ワイオミング生まれの宇宙飛行士 宇宙開発SF傑作選 (SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー)ワイオミング生まれの宇宙飛行士 宇宙開発SF傑作選 (SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー)
表題作がすごくよい。なんといっても語り手役のチョイスが秀逸。全体で気になったのは歴史改変ものが多かったこと。
読了日:03月07日 著者:アーサー・C・クラーク,スティーヴン・バクスター,アダム=トロイ・カストロ,ジェリイ・オルション,アンディ・ダンカン,ウィリアム・バートン,ジェイムズ・ラヴグローヴ,エリック・チョイ

秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)
読了日:03月20日 著者:米澤 穂信

秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)
読了日:03月22日 著者:米澤 穂信

冷たい方程式 (ハヤカワ文庫 SF 380 SFマガジン・ベスト 1)冷たい方程式 (ハヤカワ文庫 SF 380 SFマガジン・ベスト 1)
表題作。SFにおける重要な概念を短編一本で定義してしまった、という凄味は今なお感じられる。「大いなる祖先」は非ヒューマノイドの人種が登場させているのが実にいい味になっていると思った。
読了日:04月19日 著者:トム・ゴドウィン

遥かなる波涛の呼び声〈上〉四獣伝説 (富士見ファンタジア文庫)遥かなる波涛の呼び声〈上〉四獣伝説 (富士見ファンタジア文庫)
読了日:05月01日 著者:五代 ゆう

遙なる波涛の呼び声〈中〉 (富士見ファンタジア文庫—四獣伝説)遙なる波涛の呼び声〈中〉 (富士見ファンタジア文庫—四獣伝説)
読了日:05月01日 著者:五代 ゆう

遙かなる波濤の呼び声〈下〉 四獣伝説 (富士見ファンタジア文庫)遙かなる波濤の呼び声〈下〉 四獣伝説 (富士見ファンタジア文庫)
読了日:05月11日 著者:五代 ゆう

密室入門! (ナレッジエンタ読本14)密室入門! (ナレッジエンタ読本14)
読了日:05月15日 著者:有栖川有栖(ミステリ作家)×安井俊夫(一級建築士)

もえない  Incombustibles (カドカワ・エンタテインメント)もえない Incombustibles (カドカワ・エンタテインメント)
読了日:05月26日 著者:森 博嗣

ゾラ・一撃・さようなら (講談社ノベルス)ゾラ・一撃・さようなら (講談社ノベルス)
読了日:05月28日 著者:森 博嗣

書物狩人 (講談社ノベルス)書物狩人 (講談社ノベルス)
読了日:05月29日 著者:赤城 毅

書物迷宮 (講談社ノベルス)書物迷宮 (講談社ノベルス)
読了日:05月30日 著者:赤城 毅

書物法廷 (講談社ノベルス)書物法廷 (講談社ノベルス)
読了日:06月02日 著者:赤城 毅

残酷号事件 the cruel tale of ZANKOKU-GO (講談社ノベルス)残酷号事件 the cruel tale of ZANKOKU-GO (講談社ノベルス)
読了日:06月09日 著者:上遠野 浩平

書物幻戯 (講談社ノベルス)書物幻戯 (講談社ノベルス)
読了日:06月10日 著者:赤城 毅

恐るべき子供たち (岩波文庫)恐るべき子供たち (岩波文庫)
読了日:06月14日 著者:コクトー

荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 (集英社新書)荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 (集英社新書)
「田舎にいったら襲われた」系というのは間違いなくホラー映画の系譜として存在しますね。すごく同感。「批評」としては全く物足りない文章ですが、「紹介」としては逸品です。これは見てみたい、と思わせる文章かと。ただ、ファイナルデスティネーションに関して「ベストシーン」をさらっとネタばらししていて、未見の人にはどうなの? と思いました。好きな作品について語るだけではなくて、自作品と関連がある(?)作品をもっとチョイスして欲しかったです。
読了日:06月18日 著者:荒木 飛呂彦

毒草師 QED Another Story (講談社ノベルス)毒草師 QED Another Story (講談社ノベルス)
読了日:06月23日 著者:高田 崇史

毒草師 白蛇の洗礼 (講談社ノベルス)毒草師 白蛇の洗礼 (講談社ノベルス)
登場人物の中に「どちらか」がいるんだろうと思っていたが、まさか「どちらも」だったとはなぁ。
読了日:06月25日 著者:高田 崇史

The Book—jojo’s bizarre adventure 4th another dayThe Book—jojo’s bizarre adventure 4th another day
地の文にメタ記述が出てくることといい、装丁といい、「JOJO」を書けるのは荒木飛呂彦だけであって自分が書いたのはあくまでも「メタJOJO」ですよ、ということなのだろうか。一人称の違和感もそういう理由なのかも。
読了日:06月29日 著者:乙一

トラウマ映画館トラウマ映画館
「戦慄! 昆虫パニック」って「Phase IV」のことか。邦題だと分からなかったよ。タイトルとオビの惹句が残念。この本の面白さが伝わらない。紹介されている映画のほとんどは現在見ることが困難。「恐怖の足跡」のDVDは比較的に入手が楽。「悪い種子」「マンディンゴ」「尼僧ヨアンナ」はDVDが入手可能、と。年齢的にこれらの映画(のTV放映)には間に合ってない。見ているもの、知っているものは少ない。しかし、視聴が困難であるという理由からか、映画の内容説明は非常に詳細で、かつ十分に面白さを伝えていると思った。
読了日:06月30日 著者:町山 智浩

ウは宇宙船のウ (創元SF文庫)ウは宇宙船のウ (創元SF文庫)
読了日:07月11日 著者:レイ・ブラッドベリ

クォンタムデビルサーガ アバタールチューナーⅠ (ハヤカワ文庫JA)クォンタムデビルサーガ アバタールチューナーⅠ (ハヤカワ文庫JA)
読了日:07月16日 著者:五代ゆう

クォンタムデビルサーガ アバタールチューナーⅢ (ハヤカワ文庫JA)クォンタムデビルサーガ アバタールチューナーⅢ (ハヤカワ文庫JA)
読了日:07月23日 著者:五代ゆう

クォンタムデビルサーガ アバタールチューナーⅡ (ハヤカワ文庫JA)クォンタムデビルサーガ アバタールチューナーⅡ (ハヤカワ文庫JA)
読了日:07月23日 著者:五代ゆう

狼と香辛料〈11〉Side Colors2 (電撃文庫)狼と香辛料〈11〉Side Colors2 (電撃文庫)
読了日:08月04日 著者:支倉 凍砂

DVと虐待—「家族の暴力」に援助者ができることDVと虐待—「家族の暴力」に援助者ができること
読了日:08月07日 著者:信田 さよ子

ジャッカルの日 (角川文庫)ジャッカルの日 (角川文庫)
読了日:08月18日 著者:フレデリック・フォーサイス

扉は閉ざされたまま (祥伝社文庫)扉は閉ざされたまま (祥伝社文庫)
読了日:08月18日 著者:石持 浅海

狼と香辛料〈12〉 (電撃文庫)狼と香辛料〈12〉 (電撃文庫)
読了日:08月24日 著者:支倉 凍砂

英米ホラーの系譜 (ホラーセレクション (9))英米ホラーの系譜 (ホラーセレクション (9))
映画マタンゴの原作(というかインスパイア元)の「夜の声」は本気で怖い。子ども時代に読んでいたらきっと眠れなくなっただろうな。「その環境に置かれたら自分もそうなる、あるいはそうするだろうな」と想像できてしまうことが怖さを倍加させる、という見本みたいな。
読了日:08月24日 著者:R.スティーヴンスン,C.ディケンズ

地球最後の日 (SFセレクション)地球最後の日 (SFセレクション)
「電話がなっている」が面白い。体裁は1人称小説なのだけど、2人称小説の要素が感じられるところがスゴイ。そういうところに感心して読んでいると、オチでガツンとやられる。
読了日:08月24日 著者:那須 正幹,赤川 次郎

環境リスク学—不安の海の羅針盤環境リスク学—不安の海の羅針盤
読了日:08月25日 著者:中西 準子

宇宙の孤独 (SFセレクション)宇宙の孤独 (SFセレクション)
「緑の地球」がよかった。読後、小川一水の「漂った男」のオチがどうだったか気になった。「強いものだけ生き残る」が怖い。
読了日:08月30日 著者:手塚 治虫,フレドリック ブラウン

時空の旅 (SFセレクション)時空の旅 (SFセレクション)
「金星樹」がよい。特に最後のページ。あとウェルズのSFマインドのすごさに驚いた。このネタもウェルズが開祖だったのか。
読了日:08月30日 著者:星 新一,アーサー.C.クラーク

狼と香辛料〈14〉 (電撃文庫)狼と香辛料〈14〉 (電撃文庫)
読了日:09月04日 著者:支倉 凍砂

狼と香辛料〈15〉 太陽の金貨<上> (電撃文庫)狼と香辛料〈15〉 太陽の金貨<上> (電撃文庫)
読了日:09月05日 著者:支倉 凍砂

狼と香辛料〈16〉太陽の金貨〈下〉 (電撃文庫)狼と香辛料〈16〉太陽の金貨〈下〉 (電撃文庫)
読了日:09月05日 著者:支倉 凍砂

狼と香辛料〈17〉Epilogue (電撃文庫)狼と香辛料〈17〉Epilogue (電撃文庫)
読了日:09月05日 著者:支倉 凍砂

食のリスク学—氾濫する「安全・安心」をよみとく視点食のリスク学—氾濫する「安全・安心」をよみとく視点
一冊の本としてのまとまりは低く全体として散漫な感じを受ける。BSEのくだりで「全頭検査したからリスクは0になるというわけではない」というところが印象に残る。「多くの人は全頭検査でリスクがゼロになっていると思っているので、リスクが(十分に)低くなっても、全頭検査を続けることを求めてしまう」と続く。このぐらい検査をしてこのぐらいリスクが減りました、という説明と評価が圧倒的に足りないんだろうな。
読了日:09月06日 著者:中西 準子

石巻赤十字病院、気仙沼市立病院、東北大学病院が救った命石巻赤十字病院、気仙沼市立病院、東北大学病院が救った命
医療という現場が反映されているのか、淡々とした文章だった(地の文は取材によって構成されたもので、医師が書いたのではないだろう)。逆に、だからこそ、時々体が冷えるような部分もあった。本来なら医療従事者が読むような本なのだろうけど、あえてこれを選んだ。p81 3/13 の項。"地震による災害医療という頭から、真冬の水害による災害医療に切り替えました。それほど、従来の地震による救急患者のイメージからは遠く離れていたのです"が印象的。
読了日:09月07日 著者:

震災7日間震災7日間
読了日:09月11日 著者:槻月 沙江

魔障 (ハルキ・ホラー文庫)魔障 (ハルキ・ホラー文庫)
読了日:09月11日 著者:朝松 健

闇の守護者  ロスト・ゾーン (角川ホラー文庫)闇の守護者 ロスト・ゾーン (角川ホラー文庫)
これが……最後のページ?
読了日:09月20日 著者:樋口 明雄

HURTLESS/HURTFUL (MF文庫 J し 2-7)HURTLESS/HURTFUL (MF文庫 J し 2-7)
読了日:09月21日 著者:清水 マリコ

ネペンテス(MF文庫ダ・ヴィンチ)ネペンテス(MF文庫ダ・ヴィンチ)
読了日:09月29日 著者:清水マリコ

遺品整理屋は見た! (扶桑社文庫)遺品整理屋は見た! (扶桑社文庫)
戦場カメラマンのロバートキャパは、人生の終わりまでに失職できたらいい(=そんな仕事が無くなればいい)、と言ったそうだけど、この仕事もそんな類のものではないか。不慮の事故の後始末とか、そういう部分は残るかもしれないけど。自殺の場合は警察は現場の掃除はしてくれないとこの本で知った。自殺した事実もまだ受け入れられない時期に、親族が道路の掃除とかできるわけない。
読了日:09月30日 著者:吉田 太一

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)
映画「CURE」に感じた得体のしれない恐怖が、観念的に描かれていた"伝道者"とその"継承"が、この物語ではもっときちんとした、綺麗な姿を伴って立ち現れている。部屋にとじこもりピザを貪る姿と、レストランで元気にステーキを貪る姿。真逆でいて、同じ。同じでいて真逆。作者はCUREを意識していただろうか?
読了日:10月05日 著者:伊藤 計劃

メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット (角川文庫)メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット (角川文庫)
読了日:10月07日 著者:伊藤 計劃

QED 出雲神伝説 (講談社ノベルス)QED 出雲神伝説 (講談社ノベルス)
読了日:10月18日 著者:高田 崇史

プランク・ダイヴ (ハヤカワ文庫SF)プランク・ダイヴ (ハヤカワ文庫SF)
全部面白い。なんて、滅多にない体験。《ルミナス》の続編が読めたことに感謝。《プランク・ダイヴ》は難解すぎるものの、コーディリアとプロスペロの存在と役割がイーガンらしからぬ面白さ。《クリスタルの夜》は歴史上の「水晶の夜」を知っていると知らないとでは寓意の伝わり方が違うかも(いやそんなことないか?)。知らない人はWikipediaあたりを補完として読むべき。水晶の夜で検索すればok。
読了日:10月25日 著者:グレッグ・イーガン

QED 伊勢の曙光 (講談社ノベルス)QED 伊勢の曙光 (講談社ノベルス)
最後の暗号。1文は見つかったけど、他にも何か入ってるのか? とか気になったり。
読了日:10月26日 著者:高田 崇史

アウトギャップの無限試算 (ソウルドロップ)アウトギャップの無限試算 (ソウルドロップ)
読了日:10月28日 著者:上遠野 浩平

酸素は鏡に映らない No Oxygen,Not To Be Mirrored (講談社ノベルス)酸素は鏡に映らない No Oxygen,Not To Be Mirrored (講談社ノベルス)
読了日:11月01日 著者:上遠野 浩平

虚構推理 鋼人七瀬 (講談社ノベルス)虚構推理 鋼人七瀬 (講談社ノベルス)
「推理(1)あらかじめ知られていることから新しい知識・結論を導き出すこと」by 広辞苑4版。タイトルは「虚構を結論として導き出す」という意味だろう。内容を簡潔に言い表していると思う。ミステリではないかもしれないが、正しく推理ものではあるわけだ……。ホントか??
読了日:11月05日 著者:城平 京

ブギーポップ・アンノウン 壊れかけのムーンライト (電撃文庫)ブギーポップ・アンノウン 壊れかけのムーンライト (電撃文庫)
読了日:11月13日 著者:上遠野 浩平

ヴァルプルギスの後悔〈Fire1.〉 (電撃文庫)ヴァルプルギスの後悔〈Fire1.〉 (電撃文庫)
読了日:11月14日 著者:上遠野 浩平

ヴァルプルギスの後悔〈Fire2.〉 (電撃文庫)ヴァルプルギスの後悔〈Fire2.〉 (電撃文庫)
読了日:11月14日 著者:上遠野 浩平

ヴァルプルギスの後悔〈Fire3.〉 (電撃文庫)ヴァルプルギスの後悔〈Fire3.〉 (電撃文庫)
読了日:11月14日 著者:上遠野 浩平

NOVA 5---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)NOVA 5---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)
『スペース金融道』が好み。『凍て蝶』はフランケンシュタイン(原作)の雰囲気があるなぁ、と感じた。『密使』は、すごく上手、という印象。さすがとしか言いようがない。
読了日:11月18日 著者:東 浩紀,伊坂 幸太郎,石持 浅海,上田 早夕里,須賀 しのぶ,図子 慧,友成 純一,宮内 悠介

NOVA 6---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)NOVA 6---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)
「十五年の孤独」圧巻。「超現実な彼女」なんでそこでガロアとアーベルを引けるんだ、主人公よ。「保安官の明日」うーん。なぜ保安官なのか。ユル・ブリンナーの鏡像?
読了日:11月25日 著者:

NOVA 4---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)NOVA 4---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)
読了日:11月28日 著者:

書物輪舞 (講談社ノベルス)書物輪舞 (講談社ノベルス)
最後にル・シャスールがミスター・クラウンに、切り裂きジャックの真実をぺらぺらとしゃべっちゃうのが面白い。相手が「書物によって裏打ちが成されている、歴史の中に隠れた真実」になど一片たりとも価値も見いださないと識っているからなんだろうなぁ。
読了日:12月01日 著者:赤城 毅

ヴァルプルギスの後悔〈Fire4.〉 (電撃文庫)ヴァルプルギスの後悔〈Fire4.〉 (電撃文庫)
読了日:12月16日 著者:上遠野 浩平

おさがしの本は (光文社文庫)おさがしの本は (光文社文庫)
新館長とのやりとりは面白い。し、関係性も面白い。読書が好き*なのに*図書館廃止をぶちあげる新館長。このアンヴィバレンツが主人公との対比なのだと考えると、主人公が異動を受け入れて図書館から離れていく、という結末も面白い。図書館が好き*だから*図書館から離れるという決断をしたんだろうなぁ、と想像する。
読了日:12月17日 著者:門井 慶喜

2011年に読んだ本まとめ
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