過去の日記

2011-12-17 [長年日記]

LionでLinkStationにアクセスできるようにする(接続しようとしているサーバのバージョンはサポートされていません のエラー) [mac]

LinkStation - LS-WSGL/R1シリーズを使っているのだけど、Mac OSをLionにしたら、

サーバへの接続で問題が起きました
接続しようとしているサーバのバージョンはサポートされていません。システム管理者に問い合わせて、この問題の解決を依頼してください。

とでてafpでの接続ができなくなった。
そしてBuffaloのページを見る限り、ファームのアップデートなどでの対応は望み薄である。

Mac OS X v10.7 Lion 対応表


これは、Lionからいくつかの認証方式が"安全ではない"と判断されて、標準で使えないよう制限されたことから起こっている。なので、Lionで使えるようにするには──というか、 このままLinkStationを使い続けることには──リスクもあるという点は十分認識しておく必要があるだろう。
具体的な方法は、Appleのサポートに書いてある。

http://support.apple.com/kb/HT4700?viewlocale=ja_JP


(2013-12-04 追記)
アップルのサポートベージの内容がちょっと変わっていました。番号はズレていないのでこのままで残しておきますが、内容についてはアップルのサポートページの方をご確認ください。


手順の3.

AFP クライアントから別のシステムへの AFP 接続を確立します。

は困る。別のシステムへのAFP接続って言われてもそんなのないのだ。
3.をしないことには4.が成功しない。
でもよく見てみると、手順3,4を飛ばして手順5だけを行っても十分じゃないか。


AFPの認証方式については、

AFPでのユーザ認証の仕組み:HAT blog

を参考にさせてもらった。
今回使えなくなった認証方式の中では、DHCAST128 が一番強い暗号化のようなので、これを使える様にしてアクセスできればよしとしよう。
手順5.の例がそのままDHCAST128 を使えるようにするコマンドである。
ターミナルから

sudo defaults write /Library/Preferences/com.apple.AppleShareClient  afp_disabled_uams -array "Cleartxt Passwrd" "MS2.0" "2-Way Randnum  exchange"

を実行する。
これでLinkStationに繋がるようになった。


追記
なった……のだけどあとで"まっさら"なLionから同じことをやってもなかなかうまくいかなくて難儀した。再起動や電源断を何度か繰り返したりするうちに繋がるようになったけど。
本来の手順通りに「afp接続する別のサーバ」がある方がいいのだろうか。