2009-03-11 [長年日記]
■そこをなんとか
あれ、これもしかして1巻増刷かけられてなくて本屋にない? 2巻だけでもと思って買ってきたんだけど……。
主人公の性格づけは少女漫画の王道、明るく元気で前向き。
でも背景づけは妙で、お金のために弁護士になった元キャバ嬢。
就職先が無くて(試験合格者の数を急に増やしたということで)法律事務所に転がり込んできたトラブルメーカーっぽいところは王道。
色々なところにアンバランスの妙が見られる。
お話は割とまじめ。
そしてネームが多くて読むのに時間がかかる。
絵柄に反してとっつきにくいが読めばとても面白い。
法律自体が話の種であり、いろんな法律用語、弁護士用語もうまくあしらっていると思う。それが読むのを難しくしている点がだが、同時に読みこむことを可能にしている点でもある。
……やっぱりアンバランス。
その微妙なところのさじ加減が面白いんだろうな。
■tactics 11
あいかわらず話進まないなー。
本編が外伝みたいで、番外編が本編みたいだなー。
と思ったら番外編だと思って読んでいた部分はちゃんと本編だった。
次の巻からクライマックスに向けて進むと書いてある。
その前にサブキャラ話を──という趣向だったらしい。なるほど。