2012-03-21 [長年日記]
■日本語ファイル名が残念な感じになるのでrsyncを自分でビルドするのこと
Mac上の日本語のファイルをrsyncでコピーすると、vオプションでもちゃんと表示しない、とか、コピー先が外部サーバやNTFSボリュームだと濁点や半濁点のNFC/NFDの関連で残念な感じになってしまうので、--iconv オプションが使えるものをビルドする。
参考はこのあたり。
wget http://rsync.samba.org/ftp/rsync/rsync-3.0.9.tar.gz tar -xzvf rsync-3.0.9.tar.gz cd rsync-3.0.9 ./configure --prefix=$HOME/tool make make install
としてみた。
.zshrcあたりには、
alias rsync='~/tool/bin/rsync'
とか書いておくとして、普段使うようなスクリプトは絶対パス指定する。
で、
~/tool/bin/rsync --iconv=UTF8-MAC,UTF-8 -av --delete <src> <dest>
とか書いてみる。
……あれ? AFPサーバ*1を対象にすると、2回目のSyncで(--deleteオプションが)コピー済みものを消してしまう。
このケースでは--iconvオプションは要らないのか……。
もう少し調べてみないとよくわからないが、いったんお仕舞い。
追記
afp接続したボリューム(/Volumes/でアクセスできるボリューム)→ローカルディスクのコピーでは不要らしい。
afp接続したボリューム→NTFSや、HFS+ボリューム→NTFSでは(--iconv=UTF-8-MAC,UTF-8を)設定する必要があるらしい。
ちなみにNTFS接続はPragon for NTFSを使ってる。
追記
ローカルのHFS+ボリューム → NFD → UTF-8-MAC
afp接続したボリューム → NFD → UTF-8-MAC
ローカルのNTFSボリューム(Pragon for NTFS) → NFS → UTF-8
であった。
*1 LinkStation