2011-01-13 [長年日記]
■対児童性犯罪者が見知らぬ来訪者とは限らない、という話
一月前ぐらいのニュースを目にした。
これとは直接関係ないが、前にtwitterにも書いた、あることをふと思い出した。
英語版Wikipediaにはこんなことが書いてある。
Most sexual abuse offenders are acquainted with their victims; approximately 30% are relatives of the child, most often brothers, fathers, uncles or cousins; around 60% are other acquaintances such as 'friends' of the family, babysitters, or neighbors; strangers are the offenders in approximately 10% of child sexual abuse cases.
Child sexual abuse - Wikipedia, the free encyclopedia
性的児童虐待の30%は、児童の近親者(兄弟、父親、伯父、従姉妹など)による。
60%は家族と付き合いのある人*1(ベビーシッター、隣人)による。
見知らぬ人(他所から来たもの)が加害者であるケースはおよそ10%である
だそうだ。(オリジナルの文献はこちら。 http://www.ptsd.va.gov/public/pages/child-sexual-abuse.asp )
もちろんこれは、過去の、1つの調査結果にすぎない。
でも、この数字、どう感じるか?
*1 "friends"だがなんと訳したものか。"味方になるはずの人"というニュアンスが入っていると感じる。