2015-01-17 [長年日記]
■機龍警察
警察小説であった。
SF的なガジェット《機龍》や《キモノ》は、それ自体がSF的なネタなのではなくて、この物語を書くにはどのような設定が必要だろうか、という思索の結果として導入されたもののように感じた。
続刊も読まないとなー。
NOIRの原案の人なのかー。
巻末に色々な資料が付いているのはこれから読む。
2015-01-07 [長年日記]
■スキュラ&カリュブディス
まぁまぁ面白かった(偉そう)のだけど、結末の引き方と、意外な(そして全然筋道立ってない感じがする*1)真犯人が、ちょっと納得いかない感じ。
「人間ではない」存在のメンタリティが「ほぼ人間」で書かれていて、にも関わらず「自分は人間とは違うんだ」と心理描写されているのが、全然共感できない原因か。
*1 読み足りないだけかもしれない。
2014-12-14 [長年日記]
■「ニセ医学」に騙されないために
置いておいたらカミさんと上の子も読んだ。計画通り。
とにかくこんなにもあるのか、って思うぐらい様々な「ニセ医学」がカタログになっている。
由緒正しき(?)古い説から、へぇこんなのが、っていうものまで。
自然分娩素晴らしい! って言っているひとたちは、帝王切開で生まれてきた人(帝王切開でなければ生まれてこなかったであろう人)に面と向かって持論を力説できるの? っていつも思う。
p58
麻疹に限らず、ワクチンは免疫の弱い人たちを病気から守るためのものでもある。ワクチンを打っても免疫がつきにくい人、病気のせいでワクチンを打てない人もいる。不正確な反ワクチン論が広まると、こうした弱い人たちが被害を受けることを忘れないでほしい。
あたりは大事だなぁ。
まとめると
色んな病気を治せます! ってある時点で即座にニセ医学と断定してよい。
で済んでしまうのかも。
2014-12-13 [長年日記]
2014-12-02 [長年日記]
■タイムトラベル映像読本
雑感。
目次をみてやっぱり「グランド・ツアー」はないかなぁ、と思ったら口絵に主人公の娘を演じた女優さんの写真が説明入りであった。
でも本文中には全然出てきてないよなぁ。
「サマー・タイムマシン・ブルース」は本当におすすめできる。でも説明文の上野樹里の扱いがひどい(笑)。まぁまったく活躍しないという役なのだけど。
スローター・ハウス5は観なければ。
タイムトラベル用語集に"ジャック・フィニイ"の項がある!