2014-09-19 [長年日記]
■古書店主
相当に地味ではあるが、構成や文はしっかりしている。
ミステリィやサスペンスと呼ぶには及ばず、何かのジャンルではなくて、これはただ「小説」とだけ呼ぶべきか。
舞台はパリ。
主人公が、旧知の
大変な価値を持っていた本、古書のコレクターを父に持つ女性ジャーナリスト、今は前線を退いたCIA所属の元同僚、
なにもかもがあやふやな状況の下、話は進む。
飽きないが、けれど熱中というほどではなく、不思議なテンポの作品。
相当に地味ではあるが、構成や文はしっかりしている。
ミステリィやサスペンスと呼ぶには及ばず、何かのジャンルではなくて、これはただ「小説」とだけ呼ぶべきか。
舞台はパリ。
主人公が、旧知の
大変な価値を持っていた本、古書のコレクターを父に持つ女性ジャーナリスト、今は前線を退いたCIA所属の元同僚、
なにもかもがあやふやな状況の下、話は進む。
飽きないが、けれど熱中というほどではなく、不思議なテンポの作品。