過去の日記

2014-09-12 [長年日記]

シャーリー 2 [comic]

まさかの2巻。

シャーリー 2巻 (ビームコミックス)

  • 作者: 森薫
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン
  • 発売: 2014-09-13
  • ASIN: 4047299170
  • メディア: コミック
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途中でベネットさん若返ってるな(絵柄のせいで)。

ハイヒールの回とか、題材こそとてもフェティッシュなのに、かわいらしい。


2014-09-09 [長年日記]

水底の仮面 [novel]

別世界のヴェネツィアを舞台にしたヴェヌスの秘録シリーズの1冊目。
パラディスの秘録と違って短〜中編じゃなかった。1冊で1編。でも2巻目以降も同じ登場人物なのか?

水底の仮面―ヴェヌスの秘録〈1〉 (ヴェヌスの秘録 1)

  • 作者: タニス リー
  • 出版社/メーカー: 産業編集センター
  • 発売: 2007-04-01
  • ASIN: 4916199979
  • メディア: 単行本
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パラディスの秘録が約20年ぶりの訳本刊行でタニス・リー熱が出て読んでみた。流麗だけど、パラディスの秘録みたいな《雰囲気》は薄いような。
おそらくは短編じゃ駄目だったの? みたいな感覚。

死を呼ぶ仮面と、仮面のごとき相貌のエウリュディケ。
皆が仮面をつけ謝肉祭に浮かれるヴェヌスの街の裏。仮面ギルド。
エウリュディケに魅了され、陰謀に振り回される男、フリアンのお話。


2014-09-05 [長年日記]

失われた探険家 [novel]

表題作と「監視」あたりがよかった。あと「天使」は、ジョン・カーペンターの「世界の終わり」(Cigarette Burns)あたりの雰囲気もある……ような。ストーリーは全然違う。

失われた探険家 (奇想コレクション)

  • 作者: パトリック マグラア
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売: 2007-05-01
  • ASIN: 4309621988
  • メディア: 単行本
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表題作は完全に予想を裏切られた。
このタイトルで舞台がロンドン、ある家の庭、主役は少女。だとは。
そういえば表紙はたしかにそうだなぁ。

庭に突然現れた病身の探検家。
なぜか、だれなのか、は結局語られず。
やがて、彼は死に至り、少女はただ庭に埋葬する。

ストーリーではなくて文章の力で読ませるタイプ。それにしても見事。


「監視」。
主人公——「信頼できない語り手」——が監視していたのははたして誰だったのか? なぜ鍵を気にするのか?

最後の段落で"ああやっぱり"と思わされ、最後の文節で"やられた"と思わされた。


2014-09-03 [長年日記]

死せる者の書 パラディスの秘録 [novel]

パラディスの秘録3冊目。前の刊行からなんと20年ぶり。

死せる者の書 (創元推理文庫)

  • 作者: タニス・リー
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売: 2014-08-21
  • ASIN: 448858506X
  • メディア: 文庫
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さすがに買って読むか逡巡したけど、やっぱり買った。
20年前に読むより、今の方が面白いと思えるんじゃないかなぁ。
「硝子の短剣」がよかった。
「大理石の網目」もいいのだけど、最初に結末がばれている構成が生きているとは思えなかった。


角川ホラー文庫からでた全2冊、実家に置いてあるかなぁ。


2014-08-23 [長年日記]

夏の終わり [etc]

カメラが変わった。

プリセットの打ち上げ花火モードがうーん。