2014-07-01 [長年日記]
■鋼鉄都市
アシモフのSF・ミステリ。
鋼鉄の外殻に覆われた《シティ》と、招かれざる隣人とも言うべき異星人たちの都市。
人間と、宇宙人と、人間社会に入り込むロボット。
SF的設定のもとで起こる宇宙人が被害者の殺人事件。
主人公である人間の刑事と、異存在であるロボットとの、バディものでもある。
いや、これは一種の王道だよねぇ。
熱い人間の刑事/探偵と、クールなロボット/異星人/地球の記憶を持つ謎存在。
ヒドゥンだとか、Wだとか、色々と彷彿とさせてくれるけど、これがアーキタイプなのかなぁ、とか思ったり。
ちょっと謎解き部分が、あれっ、という感じで終わってしまうものの、それでもじゅうぶんに面白かった。
2014-06-18 [長年日記]
■パラークシの記憶
なぜこれが刊行されなかったの? と思うぐらいの出来。すばらしかった。
原題は"I Remember Pallahaxi"で、読む前は「パラークシを憶えてる」って意味かと思ったが、読んでみたらちょっと違った。
2014-06-11 [長年日記]
■ハローサマー、グッドバイ
おおー、終盤の急転直下に、幕の引き方も素晴らしい。
注意深い人は色々と気がつくところがあるのかなー。
さっそく続きも注文。
オチを知らずに読めたら幸せ、な類の本なので読む前に調べたりしない方がよいね。
2014-06-06 [長年日記]
■Redisでパターンにマッチしたキーを削除する
redis-cli KEYS "pattern-regex" | xargs -I{} echo "redis-cli DEL {}"
で実行されるコマンドを確認してみて、okなら、
redis-cli KEYS "pattern-regex" | xargs -I{} redis-cli DEL {}
で実行(あるいはecho付きのコマンドをリダイレクトしてファイルに保存して、そのファイルを実行する、とか)。
■名探偵に薔薇を
本屋さんで面立てで置いてあったので気がついた。
そういえば城平さんの既刊小説を調べたことなかったなー。
「らしい」作品だと思った。
第一部の猟奇的な展開。第二部の切ない展開。
でも正直言って、読み終えた後だと気がつけたはずの展開だなーという感じだけど、読んでいる最中は主人公と同じく大混乱した。
見事でした。