2011-11-18 [長年日記]
■@niftyのメールをIMAPに変更した with MacのMail.app
@nifty(以下niftyと書きます)でIMAPの申し込みをしたあとの顛末です。まぁ、要するにメモです。
すでにpop3用のアカウントがある状態なので、アカウントの追加から普通にniftyのメールアドレスを入れても怒られます。(このエントリでいう"アカウント"は、Mail.app上の設定にあるアカウントのことです。niftyの利用者情報のことではありません。以下全て"アカウント"という言葉は、Mail.appの用語として使います)
そこで、
- pop3で使っていたアカウントをオフラインにする。
- あとで間違ってオンラインにしたときにトラブルにならないよう、アカウント設定の詳細で「新規メッセージを自動的に受信するときに含める」と「メッセージ受信後にメッセージのコピーをサーバから削除」のチェックは外す(IMAPはサーバ上でメールを管理するわけなので、pop3サーバからメールを消すとIMAP上でも見えなくなります)。
というようなことをしておきます。
おっと、バックアップも忘れずに。
アカウントを追加する時に、正直にniftyのメールアドレスとパスワードを入れるとpop3アカウントを作ろうとします(で、そのユーザ/パスワードはすでに登録されているよ、と怒られるわけです)。
なので、アカウントの追加で、
メールアドレスにtest@example.comとか入れて、パスワードも適当に
入れるのです。
そうすることでサーバ設定の自動入力を回避して、受信用サーバの設定画面が出すことができます。そうした上で、ちゃんとniftyのIMAPサーバ設定を入れましょう。
セキュリティはSSL使用にできます*1。認証についてはniftyが対応しているのがどれなのかよく分かりませんが、「MD5チャレンジ応答」と「パスワード」はつながります。「MD5チャレンジ応答」の方が好ましいはずなのでそうしました。
こうやってアカウントが追加されたら、すぐにアカウント情報を編集してメールアドレスを正しいものに変更してください。
これでIMAPでアクセスできるようになると思います。
アカウントの下層に、Draft,、Junk、Sent、Trashというフォルダ*2が現れるので、これらを1つずつ選択して、メニューから「メールボックス」→「このメールボックスの用途」と進んで、それぞれ下書き、迷惑メール、送信済み、ゴミ箱に指定してやるといいんだな、と思いそのように設定しました。
Webメールも併用して動作確認してみると、送信したメールは送信済みに入るし、削除したメールはゴミ箱に入るし、迷惑メール指定したメールは迷惑メール(WebメールではJunkフォルダ)に入ります。
あれ、と思ったのは、Mail.appで送信済みメールを削除するとエラーになることです。同じように副ボタンクリックから移動しようとしても駄目です。この、送信済みメールの削除については気になったときだけWebメールから削除するとかでしょうか……。
それ以外のメールの移動は問題なさそうです。
残ったpop3用のアカウントは「このアカウントを使用」のチェックを外すと見えなくなりますが、検索で過去のメールを探せなくなって不便です。私は一定期間でpop3サーバ上からメールを削除してきたので、IMAP用のアカウントにもその一定期間分のメールしかありません。
かといって、ローカルにしかない分のメールを新しく作ったIMAP用のアカウントにコピーしたりすると、niftyのサーバ側にデータを全部送り始めて大変です。というか、途中で止まります。
そこで、新規メールボックスを「このMac内」の下に作って、そこにコピーしました。
複雑なスマートメールボックスやルール設定がなければ、それで十分だと思います。
ひとまず。
需要があるようなら、スクリーンショットとか貼ってみてもいいかな、とか思いましたが、まぁこんなところで。