2011-08-24 [長年日記]
■ジャッカルの日
帰省中に読む本として選んだ。
帰ってきてからGEOでDVDを借りてくる。何度もDVD化されているみたい。
映画は、実に原作に忠実。
当然カットされた描写は多いが、でも残された要素は実に忠実。あれ? と思ったところもあったけど、きっと多くは私の記憶違いや読み間違いだろう(実際読み返してみて勘違いしてたところがあったし)。
したがって、その終わり方も実にあっさり。
無駄なアクションなんてない。
淡々と進行し、余韻もなく状況は終了する。
後に残されたのは名も分からぬ男の死体のみ、という得も言われぬ感覚。
墓掘りをじっと見つめるルベルの視線がよい。